妊娠初期症状と言われる症状には、たくさんの症状がありますよね。妊娠するまであまり気にしていなかった方は、妊娠初期症状と言われる症状が多いことに、ビックリされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなたくさんある症状の中でも、頭痛や微熱といった妊娠をしていなくても起こるような症状も、妊娠初期症状にはあるんです!頭痛や微熱が続くと、妊娠していなくても辛いですが妊娠している場合は、特にどんなところに気を付ければ良いのでしょうか?
今回は、妊娠初期症状で起こる頭痛や微熱についてお話していきます♪
もくじ
妊娠初期症状☆頭痛や微熱で悩むあなたへ
頭痛や微熱があると、風邪をひいたかな?とまず考えますよね。妊娠初期症状と、風邪の症状の違いを実際に感じることはできるのでしょうか?
妊娠初期症状で頭痛が起こる原因
妊娠初期症状と聞くと、「吐き気や嘔吐」を想像する方が多いと思います。しかし、妊娠初期症状として頭痛が起こることは珍しいことではないんです!
- 妊娠によるホルモンの影響と言われている。
- 母体の血管が拡張しやすい状態のため、頭痛が起きる
実は、妊娠初期症状と言われるほとんどの症状の原因は、詳しくは分かっていません。しかし、妊娠によるホルモンの分泌量が変わることによって体に変化が起こると言われています♪ホルモンの分泌量の変化が、たくさんの妊娠初期症状の原因だということには驚きですね!
頭痛も同じく、ホルモンの分泌量が変わることによって血管が拡張しやすくなっているからではないか。と言われているそうです!しかし、この頭痛は妊娠経過が進むにつれて自然と治まることが多いみたいですよ☆

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本当は怖い頭痛・・・
実は、頭痛にはさまざまな病気が隠されている場合もあります。どんなものがあるか、一緒に見ていきましょう。
妊娠以前より、頭痛持ち
妊娠して頭痛になることが減った人もいれば、妊娠してからの方が頭痛になる頻度が増えたという人もいます。元々、ひどい頭痛に悩まされていた方の中には、医師から処方された薬や、市販薬を飲んでいる方もいらっしゃると思います。
私も、頭痛が続いて辛い時期がありました。妊娠前は、ひどい頭痛になったことなかったのでとっても不安だったんですが、頭痛くらいで病院を受診して良いものか悩みました。相談してみると、親身になっていろいろと教えてくれたのでホッとした経験があります☆
妊娠の可能性がある場合や、妊娠した場合には、必ず自己判断で服用せず、産婦人科やかかりつけの病院で服用してもいいか確認しましょう♪

風邪による頭痛
妊娠中は、妊娠4週目未満であっても免疫力が低下し風邪をひきやすくなっています。少しでも疲れたな。と思ったら、ゆっくりと体を休めることが大切です!
風邪をひいた場合も、自己判断で薬を飲むことはやめて必ず、医師に相談してくださいね☆



ストレスによる頭痛
妊娠が分かって嬉しい気持ちと、これからの生活への不安や、仕事によるストレスなど、何気なく生活していてもストレスを感じることはありますよね。特に初産の場合や、高齢出産になる場合は、不安な気持ちを持つことが多いかもしれません。
趣味がある方は、1日数十分でも趣味の時間を持ったり、友達やご家族に不安な気持ちを相談したりして、極力ストレスをためない生活を心がけてみましょう☆


肩こりや、目の疲れからくる頭痛
スマートフォンやPCを使っている時って、つい姿勢が悪くなってしまいませんか?姿勢が悪くなるだけでなく、画面が近すぎたり、長時間スマートフォンやPCを見ていると、視力の使い過ぎで頭痛が起こることもあります。
ついつい仕事や動画を見たり、気になるサイトを集中して読んでいると、画面に近づいてしまっていることがありますよね!無意識にしてしまっていることが多いので、普段から意識して気を付けないといけませんね☆
また特に妊娠中は、目が疲れやすいため目を休ませる時間を作りましょう♪丸まった肩をほぐすために、肩を広げたり回したりして血行を良くすることも大切です☆

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高血圧
元々、高血圧の人は注意が必要です。しかし、妊娠中に突然高血圧になることもあるそうです。
高血圧になると、お腹の赤ちゃんの発育が悪くなってしまったり、放っておくと最悪の場合、くも膜下出血などの原因になることがあります。かかりつけの医師と相談して、治療をすることが重要です。

脳出血や脳腫瘍(のうしゅよう)
極めて稀ですが、脳出血や脳腫瘍の場合があるそうです。
- 早朝に強い頭痛がある
- 割れるように頭が痛い
- 吐き気をともなう
- 視力の低下
こういった症状が見られたら、早めに病院を受診しましょう。

妊娠初期症状で微熱が続く原因
妊娠をすると、体が熱っぽくて怠(だる)いと感じる人もいますよね。どうして、そういった状態になるのでしょうか?
妊娠にともなうホルモンバランスの変化により、自律神経の乱れが起こるため。
特に妊娠超初期には、プロゲステロンというホルモンの増加によって高温期が続くため、熱っぽく感じる。
症状の表れ方や強さには、個人差があります。妊娠を疑うタイミングで微熱が続くなどの、風邪のような症状が表れたら妊娠検査薬で確認するか、産婦人科を受診しましょう☆
もし妊娠している場合は、受精卵が子宮に着床し妊娠が成立するころに体の中では、妊娠を持続させるプロゲステロンというホルモンが多く分泌されます♪その影響で、体温が平熱より少し高くなる「高体温期」がしばらく続くようになります。
体温の上がり方も人それぞれですが、一般的に平熱より1度前後高くなることが多いようです☆私は平熱が低い方だったのですが、それでも1度変わるだけで体が重く感じていました。仕方がないこととは言え、やはり無理は禁物です!


頭痛や微熱がある時の薬の服用
我慢できないほどの頭痛や、微熱で体が怠くて動きたくない時は薬を飲みたくなりますよね。医師に相談することが大切とお話ししましたが、なぜ自己判断で薬を服用してはいけないのでしょうか?
風邪薬や鎮痛剤を自己判断で服用してはいけない理由
ママとお腹の赤ちゃんを繋ぐ胎盤がない妊娠超初期~妊娠初期にかけては、お腹の赤ちゃんの体を流れる血液はママの血液と同じです。そのため、ママの飲んだ薬の成分はお腹の赤ちゃんの体内にも流れることになります。
その時に、赤ちゃんの発育や成長に影響がある成分が入っていると最悪の場合、奇形や疾患(しっかん)にかかってしまう可能性があります。最悪の場合と言っても、少しでもリスクがあることは避けて、健康な赤ちゃんを産みたいのはすべてのママの望みだと思います!
しかし、だからと言って風邪の症状などを放っておくと、肺炎や気管支炎などを起こしたり、インフルエンザなどの感染症にかかる原因になります。お腹の赤ちゃんのためにも、ママのためにも、必ず自己判断せず医師に相談するようにしましょう。

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葛根湯(かっこんとう)などの漢方薬も医師に相談しましょう
漢方薬は一般的に、お腹の赤ちゃんへの影響はないと言われており、医師によっては漢方薬を処方してくれるところもあります♪
ドラッグストアなどでも市販の漢方薬が販売されているので、手に入れやすいですが妊娠中の場合は、必ず漢方薬であっても医師に相談しましょう!

まとめ
- 妊娠によってホルモンに変化が起こり、頭痛や微熱の症状が出る
- 頭痛には、妊娠初期症状だけでなく病気が隠されていることも
- 薬を服用する場合、必ずかかりつけの医師に相談を
- 病院を受診する際は、妊娠中であることを忘れずに伝えよう
いかがでしたでしょうか?妊娠初期症状には、さまざまな症状が見られますが頭痛や微熱が続くことも辛いですよね。
「母は強し」とよく言われますが、妊娠したからといって急にママは強くはなれません。辛い時や不安な時は、友人や家族に相談することはとても大切ですよ♪不安を抱え、ため込むよりも、授かった命に喜んで笑顔で過ごせるように、いろんな人や場所に助けを求めることは悪いことではありません。
少しでもこの記事で、不安な気持ちが解消されていれば幸いです♪