みなさんは、妊娠初期の時のお風呂ってどうしていますか?またこれから妊娠を考えているみなさんは、どうしたらいいかご存知ですか?「え?いつもと同じじゃないの?」「普段と特になにも変わったことはしてないけど?」というかたも多いのではないでしょうか?
実はそれ、体調や身体の変化によってはとても危険なことなんです!お風呂に入る前は体調が良くても、入浴中や入浴後に突然体調が悪くなることもあります。
今回は妊娠初期症状がある時に、お風呂はどうしたらいいのか?を、詳しくご紹介します☆
もくじ
妊娠初期症状のある時に気をつけながらお風呂に入るには?

先ほどもお伝えしたように、妊娠初期では入浴に危険がともなう場合がありますが、それはどういった場合なのでしょうか?気をつけるといっても何に気をつければいいのかわかりませんよね!
ここからは、妊娠初期症状によってどのように入浴するのが理想的なのかご紹介します☆
つわりがひどい時
妊娠初期はつわりがひどい方もいらっしゃいますよね。つわりも人それぞれですが、シャンプーやリンスやボディーソープなどの匂いで吐き気がしたり、体調が悪くなる場合もあります。またシャワーの湯気を吸いこむことが苦痛(くつう)に感じる場合もあります。
私の場合は妊娠前も妊娠中もとくにシャワーの湯気が苦痛に感じることはなかったのですが、友人は湯気を吸いこむのが苦痛だったそうで、そんな事を聞くとお湯もだめだなんてもうどうすればいいの?って思いましたし熱気に敏感になる事にも驚きでした!
匂いや熱気に敏感(びんかん)になっている場合は、シャワーで済ましてしまいましょう。またシャンプーやリンスやボディーソープなどは匂いのない無香料のものや、石鹸由来のものに変更すると楽になる場合もあるため、自分にとって苦痛にならない製品を探してみましょう☆
また、空腹や満腹で体調が悪くなる場合は、入浴の時間を考えて食事を取ったり逆に食事を控えたりして入浴時に差し支えないように工夫をして、入浴直前に食事を取るのは基本的にNGです!自分の体調を見ながら食事の時間を工夫するといいですね!
出血やおりものがある時
妊娠初期は少量の出血や茶色やピンクのおりものが出る場合もあります。大体の場合、妊娠に差し支えないものではありますが、この場合も入浴はシャワーだけがいいですね!
出血やおりものの原因は様々です!着床によるものや膣の環境の変化など様々ですので、湯船に入ることによって細菌などからの感染症の恐れもゼロではありません。また身体が温まることで血行がよくなり出血量が増えることも考えられます。できるだけ湯船に入るのは控えましょう☆
出血が多い場合や異常におりものがでる場合は、必ず医師に相談してください!その際、入浴についても詳しく確認すると安心ですね!
お腹に違和感や張りを感じる時
お腹に違和感や張りを感じる場合は必ず安静にしましょう。入浴もなるべく控えて身体を拭くだけ等にして、安静にすることを第一に考えて、あまりにも頻繁(ひんぱん)にお腹に違和感や張りを感じる場合は早産や流産の危険もあるため、必ず医師に相談しましょう☆

気分がすぐれない時
つわり等で全く身体を動かせない場合や、すべての動作が面倒に感じる時がありますよね(笑)そういった場合は、とにかく清潔にしていればいいんだと割り切ってしまい、無理に入浴したりせずに濡れタオルなどで身体を拭くなどで済ましてしまいましょう。
私もつわりが辛い時は濡れタオルなどで身体を拭いたり、すぐに立ち上がったりすることもできないのでトイレに行く度に陰部をシュレットで洗浄したりして清潔に保つようにしていました!背中などは主人に拭いてもらったりして助けてもらいましたね♪
身体がどうしても動かない場合も、お手洗いに行った際についでに陰部だけは清潔にすることや、手を洗うついでに口腔ケアをするなど何かのついでに出来ることだけをするといった、ながらケアで済ますと楽ですよね!
無理をすることはNGです!思うようにいかない時は、できることだけ済ましましょう☆その他の詳しい体調の変化などについては、妊娠初期症状!!眠くない寝れないの症状は一種のつわり??対策は??や妊娠初期症状で残尿感や尿漏れがあるって本当??頻尿になる原因とはの記事も参考になります♪
お風呂に入る時の注意点

妊娠するまではとくに危険を感じなかった脱衣所やお風呂場ですが、妊娠とともに身体も体調も変化しますよね。また当たり前ですが、お腹には赤ちゃんが必ず一緒にいます。もし転んでしまったり、入浴中に動くことができなくなったらどうすればいいのでしょうか?
もしもに備えて、環境を整えておくと安心ですよね!ここからは、理想的な環境を作るために脱衣所やお風呂場の危険を改善点を交えながらご紹介します☆
お風呂場
実は、お風呂場は危険がたくさんあります。床が濡れているだけで足元は滑りやすいですし、流し残したシャンプーなどが床に残っていると更に滑って転びやすいです。
そのため、洗髪や洗体が終わったら必ず壁や床もシャワーでしっかり流すようにしましょう☆それだけで、転倒するリスクを大幅に減らすことができます!
私はうっかりリンスが残っていたようで、滑ってしまったことがあります。幸い備え付けの手すりに捕まることができたので、なんとかなりました。手すりがなかったらと思うと今でもその時を思い出してドキドキします。
また、湯船から出たりバスチェアから立ち上がったりする場合は、急に立ち上がったりせずにゆっくり動くことを心掛けましょう!妊娠中は基礎体温が高いため、のぼせやすい状態です。急に立ち上がったり動いたりすると、めまいや立ちくらみなどで転んだり倒れたりすることがあります。
なるべく、ゆっくりと動くことを意識することでこちらも転倒のリスクが大幅に減らすことができます!
脱衣所
脱衣所は一見するととくに危険なんてないように感じますが、冬場の脱衣所はお風呂場やリビングなどとの寒暖差(かんだんさ)が激しいことがあります。そのため急激な温度の違いで身体に負担をかけることがあり、めまいや立ちくらみなどで転んだり倒れることも考えられます。
また冷えた脱衣所に入ることで、せっかく温めた身体を冷やすことにもなり湯冷めしてしまうため、なるべく冷やさないようにしたいですよね。入浴前に脱衣所を温めておいたり、なるべく他の部屋との寒暖差を少なくするように工夫しましょう☆
理想的な入浴方法は?

これまでご紹介してきたことに気をつけることができて、なおかつ入浴の環境も整った方はどうやって入浴するのが理想的なのか気になりますよね!お湯の温度や入浴時間などどれが理想的なのかをご紹介します☆
理想的なお湯の温度
妊娠前は熱めのお風呂が好きな方や、ぬるめのお湯でしっかり半身浴が好きな方もいらっしゃいますよね!ですが妊娠中は先ほどもお伝えしたように基礎体温が高くなります。極端にお湯の温度が高すぎても低すぎてもいけません!じゃあ何度にすればいいのでしょうか?
理想は38度から40度です。少しぬるく感じる方もいらっしゃいますが、入浴前はなんともなかった体調が突然変化することもあります。極端に熱くもなく、ぬるくもない温度が理想的です☆

理想的な入浴時間
妊娠前はゆっくり湯船に入ることが好きだった方でも、妊娠中は心拍数が上がりやすくなったりそれに伴って(ともなって)息苦しさを感じたりと、のぼせやすくなることもあります。では何分くらいがいいのでしょうか?理想の時間の目安は10分ほど。
また目安のため、10分も入っていなくても体調が悪くなったりする方もいらっしゃいます。その場合は無理に湯船に入っておかずに10分より短くてもいいので湯船から出ましょう!
一人の時間にお風呂に入らない
これまでもお伝えしたように、入浴中に突然体調が悪くなることもあります。そんな時に家には自分一人だけだと心細いですし助けてもらうこともできません。そのため、お風呂の時間にはなるべく家族がいる時間を選んでください!
どうしても一人の時間にしかお風呂に入れない場合は、脱衣所やお風呂場にスマホや自宅の電話の子機などを濡れないようにして持ち込んでおくといいですね☆なにかある場合にすぐに助けを求めることができるようにしておくと安心です!
まとめ
- 体調によってはシャワーで済ましたり、身体を拭くだけにする
- お風呂場や脱衣所から危険なものを取り除いておく
- 無理に長湯しない
- 一人の時間に入浴は控える
いかがでしたか?お風呂の時間はリラックスして身体を休める時間でもありますよね!体調と相談しながら、無理のない入浴で身体も心も癒して、赤ちゃんにもいい影響を与えてあげましょう☆この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです♪