妊娠初期には妊娠前には起こらなかった症状が出るようになりますよね☆「つわり」や「気持ちが不安定になる」など症状は様々です!
実は、「げっぷ」も妊娠初期症状のひとつなのです☆私も最初知った時はびっくりしました!げっぷは普段誰にでも起こる生理現象なので、まさかげっぷで妊娠しているかを判断することができるなんて・・・!
妊娠によって普段よりもげっぷが多く出るようになります。それはなぜなのでしょうか?症状と対策についても詳しくご紹介していきますよ★
妊娠初期症状★げっぷが増えるのはなぜ?原因と対策を紹介!

「げっぷを人前でするのは失礼なこと」。これは日本だけではなく、多くの他国(たこく)でもマナー的に良くないと言われています。ですが、げっぷはおならやくしゃみと一緒で生理現象なので出ないようにすることは難しいですよね!


げっぷは「胃の中に入った空気を口から出そうとすること」です★その空気は食事中や、炭酸水や飲み物をたくさん飲んだ後、またはしゃべった時などに口から体の中へ入っていくのです!
もし口から入っていく空気の量が少なければ、体の中で吸収してくれるのでげっぷの量を抑えることができます☆そんなことできるんだ!と驚きますよね★
妊娠によって増えてしまうげっぷ!まずは原因から見ていきましょう★
げっぷが増える原因
妊娠によってげっぷが増える理由は様々です☆
- 胃腸の機能低下
- 自律神経(じりつしんけい)の乱れ
- ストレス
- つわり


胃腸の機能低下
黄体(おうたい)ホルモン(プロゲステロンまたは妊娠ホルモン)は、妊娠をすると多く分泌(ぶんぴつ)されるようになります。妊娠と出産には必要不可欠なホルモンなのです☆
しかしその反面、黄体ホルモンには「胃腸の機能を弱めてしまう」という特徴もあります。胃腸の機能が弱ると、体の中に入った空気を吸収しづらくなってしまうので、げっぷの量が増えてしまうのです!
胃腸の機能が弱まることでげっぷの量が増えるだけでなく、胃が痛くなったり、胃もたれや胸やけも起こしてしまうことは少なくありません。
自律神経の乱れ
妊娠をすると黄体ホルモンが多く分泌されるようになり、女性ホルモンの分泌が盛(さか)んになります☆すると、自律神経の乱れを起こしてしまうのです。
自律神経とは「心臓などの循環器(じゅんかんき)、胃などの消化器(しょうかき)、また口などの呼吸器(こきゅうき)の活動のバランスを整(ととの)える神経」のことです☆
自律神経には「体が活動する昼間に活発になる交感(こうかん)神経」と「体が安静(あんせい)する夜間に活発になる副交感(ふくこうかん)神経」の2種類があり、このバランスが崩れることを「自律神経の乱れ」と呼ぶのです!
主(おも)に不規則な生活やストレスによって起こることが多いです。


ストレス
妊娠によってママの体の中では様々な変化が起こるようになりますね★情緒(じょうちょ)不安定になってしまったり、つわりなどの体の不調によって知らない間にストレスが溜まっていってしまうママも多いです。
そのストレスが原因でげっぷの症状が現れる場合もあるのですよ!げっぷが多く出る方もいれば、出そうで出ないことで胸やけをしているように感じたり、吐き気が伴(ともな)う場合もあり、症状は人によって違います。


つわり
妊娠初期のつわりは、5割から8割のママに見られる症状です。吐き気、嘔吐(おうと)、頭痛、倦怠感(けんたいかん)など症状は様々で、ママにとっては「早く終わって!」と願わずにはいられないほど辛いですよね!
つわりは胃腸が関係している症状が多くあり、吐き気や嘔吐以外にも胸やけや胃のムカムカなどもあります。げっぷはつわりが原因になることもあるのですよ!
食べつわりは「妊娠によって食べても食べても、もっと食べたくなる」症状で、食事の量が増えるので体の中に入る空気も多くなります。そのためげっぷが増えてしまうのです!
空腹によってげっぷが増えることもあるので、食べつわりの方は空腹になった時にすぐ食べられるものを常に用意しておくことをおすすめしますよ♪
よだれつわりは「妊娠によって唾液(だえき)の量が増える」症状で、普段唾液が出たら飲み込みますよね☆実は、唾液を飲み込むだけでも体の中に空気は入り込んでいくのです!
「口閉じてるのにー!?」って思いますよね!そうなんです!そのため、よだれつわりの方はげっぷの量も増えてしまうのです。

引用 インスタグラム
妊娠中はつわりや情緒不安定などの症状が原因で、ストレスが溜まることも多いですよね。このママは自分の気持ちを書くためのノートを持っているのですね☆すごく良いアイデアだと思いました!
次にげっぷを抑えるためにはどうしたらいいのか、またげっぷが出なくて気持ち悪い時どうしたらスッキリするのか、詳しく見ていきましょう♪
げっぷを抑える方法と出し方!
妊娠によって増えるげっぷは、出したい時に出すのが一番良いです!人前では抑えないといけない場面が多いかもしれませんが、我慢しすぎるとかえって気分が悪くなることもあります。
逆に、げっぷが出そうで出ないがために気持ち悪くなってしまうこともあるので、げっぷは出すのがママの体のためにも良いのです☆
げっぷの抑え方
げっぷを出にくくするにはどうしたら良いのでしょうか?
- 満腹にならないようにする
- 空腹にならないようにする
- 消化の良いものを食べる
- 食事はゆっくりと
- 食事と睡眠の時間に気をつける
- 飲み物はゆっくりと
- 正しい姿勢を心がける
- ストレスを溜めすぎない

満腹にならないようにする
食べつわりの方は食欲が増すのが特徴ですが、お腹いっぱい食べると胃に負担がかかるのでげっぷが出やすくなります。
また、胃もたれを起こす可能性もありげっぷの原因になるので、食事の際は満腹になるまで食べないように心がけましょう♪
空腹にならないようにする
空腹時でも胃は活発に動いていますので、空腹が続くとげっぷの原因となります。吐きつわりによって食事ができないママも多いですが、食べられる時に少しでも食事をするようにしましょう☆
食べつわりの方は食べすぎに気をつけなければなりませんが、空腹も良くないので軽食を常に用意しておくことをおすすめしますよ♪

消化の良いものを食べる
妊娠中は胃の機能が低下しているためにげっぷが増えるので、消化の良いものを食べることで胃に刺激を与えないだけでなく、げっぷを抑えることもできるのです☆
消化に良い食べものは、うどん、りんご、白身魚、鶏肉、ヨーグルト、じゃがいもなど♪
食事はゆっくりと
食事の際に、一度に口に入れる量を少なくすることで体の中に入る空気の量を減らすことができます☆一口を少なくして、よく噛んで食べましょう♪
食事と睡眠の時間に気をつける
「寝る直前に食事をすると、体重増加や消化不良を起こすため良くない」とよく聞きますよね!寝ている間は、胃の動きが鈍(にぶ)くなっているのです★
食事から寝るまでの時間を最低でも2時間から3時間あけることで、寝ている間に消化不良を起こすことがなくなり、胃にガスが溜まることも防(ふせ)いでくれます。それでげっぷの量を減らすことができるのですよ☆
飲み物はゆっくりと
飲み物を一気に飲むと、大量の空気が体の中に入っていくので少しずつ飲みましょう☆炭酸飲料はさっぱりして、つわりのママにもおすすめです♪
ですが、炭酸飲料の飲みすぎはげっぷが増えるだけでなく、食欲増進を招(まね)いて体重増加にも繋がるので注意してくださいね!
正しい体の姿勢を心がける
普段体が前かがみであったり、猫背の方はそれだけでげっぷが増える原因となってしまいます。パソコンやスマホを長時間使用する人は自然と姿勢が前かがみになるので、背筋を伸ばす意識をしましょう☆

もともと猫背の方は多いと思います★悪い姿勢なのはわかっていても、結構楽なんですよね・・・ですが、猫背は肌荒れや肩こりなどに繋がる原因にもなるので、妊娠を機に正しい姿勢に矯正するのもいいかもしれません♪
ストレスを溜めすぎない
妊娠中はつわりなどの体調不良や、心配事なども増え常に不安を抱えているママも多いでしょう。ストレスを溜めすぎると、げっぷの原因になります。
辛いことが重なった時には、心身(しんしん)共にリラックスできる時間を持つように心がけましょう♪家族や友達に悩みを聞いてもらったり、少しの時間でも趣味に没頭(ぼっとう)するのもいいかもしれませんよ☆
引用 インスタグラム
こちらの方はつわり対策で「Sea Band(シーバンド)」をつけているそうです!バンドについている突起(とっき)がつわりに効くツボを押してくれるのです☆ママのストレスを少しでも軽減(けいげん)してくれるかもしれません♪
妊婦さんでなくても、車酔いなどの乗り物酔いにも効果があるようですよ★
次に妊娠中のげっぷはいつまで続くのか見ていきましょう!
げっぷの症状はいつまで続くの?先輩ママの体験談も紹介☆
げっぷは妊娠初期だけでなく、超妊娠初期(3週目から4週目)にも見られる症状なので、妊娠の兆候のひとつとも言われているのです☆「急にげっぷが増えたな~」という方は妊娠の兆候かもしれません♪
げっぷの症状はいつからいつまで続くの?
それでは、妊娠初期のげっぷはいつ頃からいつ頃まで続くのでしょうか?
- 始まるのは早くて4週目から6週目頃
- 終わるのは大体(だいたい)15週目から16週目頃
個人差はもちろんありますが、早くて超妊娠初期にげっぷの症状が出始めて、妊娠初期から妊娠中期にかけてだんだん症状が治まってくると言われています。
つわりが始まる時期とげっぷが増えてくる時期は重なることもあるのです!
逆流性食道炎とは「胃の中で胃液と食べ物が混ざった後に、食道に逆流してくる症状」のことです。妊娠によって胃が圧迫され、胃酸が逆流しやすくなることで発症しやすくなるのです!
吐き気や嘔吐などのつわりと似た症状ですが、逆流性食道炎は「炎症」なので、発症すると食道がただれたり潰瘍(かいよう)ができてしまう可能性もあるのです。
逆流性食道炎を発症するとげっぷや胸やけ、胃のムカムカが症状として現れるようになります。妊娠中期になってもげっぷや胸やけが治まらない場合はすぐに医師へ相談してください!


先輩ママの体験談
ここで先輩ママの妊娠中のげっぷについての体験談をご紹介します★
【質問】
妊娠19週目、えずき(げっぷ)について。数日前からだいぶつわりが楽になってきたのですが、主に起床時(きしょうじ)気持ち悪く、えずきそうになります。
仕事中もえずきそうになり、気持ち悪い時は小さい?げっぷが出る時だとわかりました。(げっぷが出そう→でもうまくできない→小さいげっぷとともにえずきそうになるorえずく)
このげっぷは今後なくなる可能性は高いでしょうか?嘔吐恐怖症(おうときょうふしょう)なため、えずきそうにならなければげっぷは嫌ではないのですが・・・。
喉(のど)の違和感も引き続き感じています。アドバイスなど何でもいいのでコメントをいただけると嬉しいです。
【回答】
私もつわり中はよくげっぷしてました!朝一の歯磨きとか嗚咽(おえつ)がやばかったです。その他にえずくときはタオル口に当ててしのいでいました。外だときついですよね。あと飴(あめ)をなめるとか。
つわりが終われば自然とげっぷもしなくなりましたよ!少し楽になっているとのことですので、もう少しの辛抱ですよ!頑張ってください!
引用 YAHOO! JAPAN 知恵袋(外部リンクへ飛びます)

【質問】
妊娠29週です。汚い話ですがげっぷが多く、横になると胃酸が上がってきて気持ち悪いです。吐きそうというわけではないのですが、辟易(へきえき)しています。
初期のつわりはほとんどなかったのですが、後期つわりが苦しいです。食事を工夫したり、あまりにひどい時には枕に夏布団を重ねて高くして寝ています。
赤ちゃんが下がってくれば楽になるという話を聞いたのですが、後期に胃酸で苦しんだ方、だいたい何週目で楽になりましたか?だいたいの目安がわかれば頑張れるので教えてください。よろしくお願いします。
【回答】
私は出産まで続きました。食道が焼けるように痛くてたまりませんでした。赤ちゃんが下がらなかったので最後までになってしまいました。
それと9か月から足がつるようにもなり、寝るのが一苦労(ひとくろう)でした。でも出産したら、うそのようになくなったので頑張ってください★
気休めですが、一応病院で妊婦用の薬を胃薬をもらって飲んでたのですが、試しにもらってみるのも効果があるかもしれません★
引用 YAHOO! JAPAN 知恵袋(外部リンクへ飛びます)


この記事では妊娠中のげっぷの症状についてご紹介してきましたが、げっぷとつわりには関係性もあります!つわりについて詳しく知りたい方は、妊娠初期症状のつわりはどんな種類があるの?どんな症状なの??の記事をぜひ参考にしてください☆
げっぷの症状は超妊娠初期である4週目から始まる可能性もあるとお話しましたが、その時期について詳しく知りたい方は、妊娠初期症状☆4週目と5週目ってどんな時期なの??変化は??の記事をおすすめします♪
げっぷの症状が出る方は胃もたれも一緒に起こしてしまう可能性もあります。そんな方には妊娠初期症状で胃がもたれるの??その原因と対処法をチェックの記事をぜひ参考にしてみてください☆
まとめ
- げっぷが増える原因は胃腸機能の低下、自律神経の乱れ、ストレス、つわり
- げっぷは出る時に出すのがベスト!ママの体にも良い☆
- げっぷの抑え方は満腹や空腹を避けたり、ストレスを溜めすぎないなど
- げっぷの症状は早くて4週目から始まる
- げっぷの症状は大体妊娠初期中に治まる
- 妊娠中期になってもげっぷが治まらない場合はすぐに病院へ行く!
げっぷひとつでも、妊婦さんにとってはストレスになりかねません!「つわりですでに辛いのに、げっぷまで・・・」と辛い思いをしているママも多いでしょう。
悩みはひとりで溜めすぎず、家族や友達に相談しましょう♪あまりにも症状がひどく不快な場合はすぐに医師に相談しましょう☆悩みは尽(つ)きないかもしれませんが、自分の時間も大切にし、マタニティライフ楽しんでください♪