妊娠初期に生理痛に似たような腹痛を感じることもありますよね。妊娠初期に感じる痛みは、赤ちゃんに何か影響があるんじゃないかと心配になります。
生理周期とも違うから生理痛じゃないことはわかっています。だったらこの痛みはなんなんだろう?と疑問になりますよね。
普通の腹痛でも痛いだけで不安になりますが、妊娠初期に起こる腹痛だとなおさら不安になりますね。そこで今回は、妊娠初期症状の腹痛についてご紹介します☆不安なことは早めに解決しておきましょう!
もくじ
妊娠初期症状と生理前の腹痛の違いとは?


生理中には、子宮内膜からプロスタグランジンというホルモンが分泌(ぶんぴつ)されるんですね。経血というのは、子宮収縮によって体から排出されるんです!
生理痛は、プロスタグランジンの分泌が増えて子宮の収縮が強くなって起こるというしくみです。一方で妊娠初期の腹痛は、着床(ちゃくしょう)してプロゲステロンなどが分泌して起こります☆
また、妊娠初期の腹痛と生理痛では感じる痛みや感じ方、痛くなる場所が違ったりしますね☆そして、妊娠初期にはプロゲステロンなどが分泌して生理のときにはプロスタグランジンが分泌されます。

しかし、プロゲステロンとプロスタグランジンには子宮収縮作用という共通点があるので、妊娠初期の腹痛の痛みは生理痛に似ているといわれることが多いですね☆
また、普通に生活しているときには生理痛がなかったのに下腹が張ってきたような痛みがあったら、妊娠初期症状の腹痛の場合が多くなるんですよ♪
妊娠初期の腹痛と生理痛って区別がつきにくいんですよね。症状で判断するのはなかなか難しいんです。だから日頃から自分の体調管理をしておくのは大事なことですよ☆

こちらに妊娠初期症状と生理前の違いは??おりものに変化ってあるの??おりものの違いについてくわしく載ってるので参考にしてくださいね☆
妊娠初期症状の腹痛はどのくらいで治る?
妊娠初期の腹痛は、ほとんどの妊婦さんが経験してるんですよね☆妊娠は喜ばしいけど、長引く痛みは嫌ですよね。

妊娠初期だと基礎体温が高温期に入るので、一週間すぎた頃からお腹の痛みを感じるようになりますね☆
なので、お腹が痛くなる時期は着床してから生理予定日の一週間前くらいと考えてください!そして、腹痛はだんだん落ち着いてきて一ヶ月ぐらいで痛みが無くなる妊婦さんが多いようですね☆

ただ、気になったり心配な方は検診のときにでも産婦人科の先生に相談してみましょう!少しでも心配事はなくしておいたほうがいいですよね☆
妊娠初期症状の腹痛の原因

着床して腹痛が起こる原因は、受精卵が子宮にたどりついて着床したことから起こりますよね。そのため、妊娠初期の腹痛は「着床痛」とも言われています☆

子宮の収縮
まず、原因のひとつに「子宮収縮」からくる痛みとも言われています。子宮が、着床した胎芽(たいが)を育てようとして収縮を繰り返します。そうすると、子宮に近い腸も刺激を受けるのでその刺激で腹痛が起こります☆
生理痛の場合は、無駄なものを体の外に出そうとする子宮の伸縮で起こりますが、妊娠初期で痛くなる腹痛は子宮を大きくしようとすることで起こるんですね☆

ホルモンバランスの変化
妊娠初期は、ホルモンバランスも崩れるので腹痛がおきやすくなります!
着床した後は、エストロゲン、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、プロゲステロンなどがたくさん分泌されます。そうすると、ホルモンがバランスを崩して腸の働きを弱めてしまいます。そのため、腹痛が起こるんですね☆
腹痛の大きな原因は、ママが赤ちゃんを育てるための体づくりをしているからなんですよ♪

妊娠初期症状の腹痛の症状は?
妊娠初期の腹痛の症状といわれるものはどんなものでしょうか?妊婦さんによって、軽い痛みでチクチクしたり、鈍痛が続く痛みだったりとさまざまです。

子宮の痛み・違和感
着床したあとは、子宮が大きく変化するので子宮がなんとなく痛かったり違和感を覚えます。こちらが、痛み方の種類です☆
- チクチクした軽い痛み
- キューっと絞られるような痛み
- 血液が巡って重たくなるような痛み
- 何かが詰まったような痛み
など、いろいろあるんですね☆
おまけに今まで感じたことのない気持ち悪さが下腹の辺りで感じるんです。胃がムカムカしたりして内科を受診する人が多いのもうなずけますね!

恥骨(ちこつ)の痛み
恥骨が痛む妊婦さんもいるんですよ。恥骨のあたりがズキズキしたり骨盤のあたりがジンジンしたりと痛みが出てきます。

恥骨が痛むのは、妊婦さんの体が赤ちゃんを産むための準備をはじめているからです☆そのなかで骨盤を広げようといているときに恥骨の痛みはでてくるんですね。
骨を柔わらかくして、胎児が大きくなっても耐えられるように筋肉を引っ張ったりして体の変化をさせているときにも痛みがでちゃうんですね☆
着床出血を伴う腹痛
着床のときの腹痛は、着床痛ですね。着床痛は、受精卵が子宮内膜に着床したときにでてくる痛みです。割と軽い症状が多いとされていますね!着床した受精卵が根を張ろうとすると痛みが起こるんですよ☆
着床時に子宮の内側が傷ついて出血すると「着床出血」と言われます!生理と間違いやすいので、普段の生理周期と比べてみてくださいね☆

妊娠初期症状の腹痛対策は?
妊娠初期の腹痛は、突然の出来事です。まずは安静にするのが一番です!

態勢を変える
お腹が痛いと思ったら、横になったり、座ったりしてください☆腹痛が起きているときは、体に変化が起きているときです!なるべく体をいたわって横になって休んだりして体の負担をへらしてあげましょう。

体を温める
妊娠初期だけじゃなく、体を温めると痛みを和(やわ)らげてくれる効果がありますよね☆特に妊娠初期だと子宮を大きくして胎児を迎える準備をしているので骨盤が圧迫されます。
骨盤を圧迫すると骨盤周りの筋肉は固くなり、血行が悪くなって冷えに繋がるんですよね。しかも、体が冷えてくると内臓機能が低下しますからね!暑いときでも体は冷やさず温めましょう♪
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お腹を触って冷たいときは、内臓が冷えてるということなので気をつけてくださいね!

重いものを持たない
少しでも腹痛がある場合は、下腹に力を入れる動きは避けたほうがいいですよ!腹痛を起こしているときは、体に負担がかかっているということですからね☆
仕事や育児中での抱っこで、どうしてもやらないといけないこともありますが、ここで無理をするといいことはありません!妊娠初期は、体の変化が目に見えないのでなかなか気づいてもらえないですよね。

ヒールが高い靴を履かない
おしゃれをするときにはヒールが高い靴を履きたいと思います。でも、かかとが高い靴を履くとどうしても下腹に力を入れないと歩けないですよね。なるべくお腹に負担をかけるのはやめてくださいね☆
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転んでしまう危険もあるので妊娠してる可能性があるときは、ヒールを履くのは我慢して、スニーカーやぺたんこ靴を履くのがいいですね☆

妊娠したかもと思ったら・・・

腹痛も感じて生理の周期が違っていたら妊娠の可能性は高いですよね。そうしたらまず、妊娠しているかをチェックしてみましょう♪
妊娠検査薬を使う
生理が来なくなって妊娠を意識しはじめますが、妊娠検査薬はいつから使っていいか悩みますよね!

妊娠検査薬に「生理予定日から1週間後を目安に使用してください。」と書いてあるので使用方法を守って使いましょう♪
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今日で生理予定日1週間。 朝方目が覚めたので再び検査薬したらハッキリと陽性反応出てくれました。 主人には誕生日の前日に伝えようと決めました! #陽性反応#妊娠#妊娠検査薬
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あんまり早く使ってしまうと、ホルモンの数値が低いため、反応しないこともあるんです!なので使うときには、気をつけてくださいね☆
陽性がでたら産婦人科へ!
妊娠検査薬で陽性が出たら、産婦人科へ行きましょう♪

妊娠5〜6週くらいになると、胎嚢(たいのう)を確認できる頃ようになりますね♪子宮に胎嚢を確認できたらちゃんと妊娠しているということになるんですよ☆

それぞれ病院によって診察内容は違ってきますが、内診の時などには脱ぎ着しやすいボトムやスカートを着ていくと診察もスムーズにできますね♪
体調の変化をみのがさない!
体調の変化は個人差があるので、何があてはまるかわからないですよね☆そのため少しでも変化を感じたらいろんな可能性を考えて行動しましょう!
こちらに妊娠初期症状のチェックリスト☆基礎体温の測る重要性とは?!気づきずらい妊娠初期のことについて詳しく載っているのでご覧ください☆
まとめ
- 妊娠初期症状と生理の腹痛の違いは分泌するホルモンの違い
- 妊娠初期症状と生理の腹痛は判断しづらい
- 妊娠初期の腹痛は一ヶ月くらいで治ることが多い
- 妊娠初期の痛みの原因は着床痛の痛みの場合が多い
- 安静にして体に負担をかけない
- 妊娠検査薬は生理予定日1週間後から使える
妊娠したかもしれないと思ったときに腹痛があると、ビックリするし不安になりますよね。しかも、妊娠初期症状の腹痛と生理痛はわかりにくいというのも厄介ですよね!
でも、それは赤ちゃんを育む準備をしている証拠です♪もしかしてと思ったらすぐに病院に行って原因を探ったほうが安心ですよね。妊娠初期は何が起こるかわからないですからね☆
できるだけ体に負担をかけずにゆっくり休んでくださいね!でも出血が多かったり痛みがひどい時は、自己判断しないで早急に病院に行きましょう☆