今回はつわりで苦しんでいて、なにかつわり対策がないか・・・と思っている妊婦さんに、とっておきの情報をお伝えしたいと思います!辛いつわり・・・実はその症状を緩和できる、食べ物があるんです。
つわり対策の食べ物と聞いて「よく聞く、酸っぱいものとかでしょ?」と思ったあなた、実は酸っぱいもの以外にもつわり対策になる食べ物や飲み物がたくさんあるんですよ♪
またそれ以外にも、食事に関することでつわり対策になる情報も紹介しています。どんな情報なのかとっても気になりますよね?それでは、さっそくみていきましょう☆
もくじ
つわり対策の食べ物ってなにがあるの?

つわりは本当に辛いですよね。個人差はありますが、つわりは妊婦さんの半分以上が体験するといわれています。吐きづわりや食べづわり、においづわりと種類は色々ありますが、大抵の方はつわりになると「食べること」で悩むことが多いです。
本当なら楽しいはずの食事の時間が苦痛になってしまい、それまで大好きだった食べ物が受けつけなくなると、妊婦さんのストレスになるだけでなく、脱水や栄養失調の危険まででてきます。
これはなんとかしたいですよね!誰だって、妊娠して栄養失調になるのは嫌だと思います。そこで、ここではつわり対策になる食べ物を紹介していきますね☆
- 生姜
- 果物
- さつま芋などのアルカリ性食品
- 梅干し
- 塩味のクラッカー

生姜
生姜は冷え性予防にもいいですし、風邪対策としても有効だといわれていますよね。妊婦さんのみならず、健康意識や美容意識の高い女性は積極的にとりいれているのではないでしょうか?

- 消化酵素の分泌をうながし、消化を助ける
- 胃の筋肉をリラックスさせる
- 吐き気止め効果
まず代表的な効能として、生姜の成分が口の中や胃や腸の消化酵素の分泌をうながして消化を助けてくれることがあげられます!
しかも胃の筋肉をリラックスさせる働きもあり、吐き気を止め効果まであります。いいことづくめですね!
ちなみに海外では「ジンジャー(生姜)」と「塩味のクラッカー」がつわり対策にいいとされていて、海外の妊婦さんはつわり対策にジンジャーエールを飲んでいるみたいですよ。生姜の効果は万国共通ですね☆

ジンジャーエールはコンビニやスーパーで気軽に買えるものですから、つわり対策に取り入れやすいですよね。
もしご飯が食べられる場合は、刻んだ生姜を白米と一緒に炊く生姜ごはんも美味しいですし、ソーメンの薬味として使用するのもおすすめです♪
果物
果物のつわり予防効果を実感した!という妊婦さんはとても多いです。特につわりのひどい妊婦さんは、水分が多い果物が嬉しいですよね♪ちなみに、おすすめの果物は以下になります♪
- イチゴ
- スイカ
- 梨
- リンゴ
- グレープフルーツなどの柑橘系
- キウイフルーツ
春だとイチゴ、夏だとスイカ、秋だと梨、冬場はリンゴなどがおすすめです☆
またキウイフルーツやグレープフルーツなどの輸入果物は、一年を通じでスーパーなどで手に入れることができますし、比較的安価で購入しやすいですよね♪
なによりグレープフルーツなどの柑橘系は、その香りがストレスを和らげたり食欲を増進する効果があるといわれています。つわり対策にバッチリですね!
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このようにフルーツなどを食べやすい大きさにカットして、食べられそうなときに無理せず食べてみてくださいね♪フルーツには果糖がありますし、ビタミンや水分も摂取できます☆
さつま芋などのアルカリ性食品
アルカリ性食品とは、主にいも類などの野菜や果物のことをいいます。あとは意外ですが、梅干しや黒酢もアルカリ性なのだそうです!

- さつま芋
- じゃがいも
- トマト
- スイカ
- リンゴ
- 梨
- 柑橘系の果物
- お酢
- 梅干し

お酢や梅干しは酸っぱいので酸性食品のイメージがありますよね?梅干しやお酢はその食品自体は酸性なのですが、体内に入るとアルカリ性になるとのこと。
上でご紹介した果物や、つわり対策として一般的な梅干しもそうですが、さつま芋などのいも類も有名なアルカリ性食品なので、食べられそうなら、さつま芋を蒸かしてちょっとずつ食べてみてください。いも類はカロリーも比較的高いですし、糖質も摂取できます。
そういえば、よくつわり中に「マクドナルドのフライドポテトが食べたくなった」という話を聞いたことはありませんか?実はこれ、「つわりあるある」なんです。
なぜかというと、じゃがいもはアルカリ性食品というだけでなく、つわりに効果があるといわれているビタミンB6が豊富に含まれています。なので、妊娠すると本能的にじゃがいもを食べたくなるんだとか。人の身体って本当によくできてますね!
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やはり、つわりのときにマクドナルドのフライドポテトが食べたくなるのは、「つわりあるある」みたいですね☆あとこの方はトマトが食べたくなったみたいですが、トマトはアルカリ性食品なので体が欲したのかもしれませんね!
梅干し
「妊娠すると酸っぱいものが食べたくなる」と、一般的に言われていますよね。つわりの症状を軽減するとして、昔から梅干しが食べられてきました。梅干しは上でもご紹介した通り、つわり対策に有効なアルカリ性食品でもあります。

- 唾液の分泌を助ける
- 胃にかかる負担を軽減する
- 殺菌・解毒効果
- クエン酸による疲労回復効果
梅干しの効能を読んでいたあなた♪ここで梅干しを想像しませんでしたか?そうすると口の中が酸っぱくなって、唾液がたくさんでてきたかと思います☆実はこの唾液が消化を助け、胃にかかる負担を軽減してくれるんです。
それだけでなく、梅干しには殺菌や解毒作用がありますし、クエン酸による疲労回復効果も期待でます。メリットだらけですね。
ただし、食べ過ぎには注意しないといけません。食べ過ぎると塩分過多になってしまいます・・・。妊婦さんが塩分をとりすぎると、妊娠高血圧症候群になる恐れもあります。塩分対策として減塩の梅干しを買ってみてもいいですし、食べすぎには十分に注意してくださいね☆
塩味のクラッカー
さきほど、海外ではつわり対策として塩味のクラッカーが定番だということをちらっとご紹介しましたが、もちろん日本でも塩味のクラッカーはつわりの症状緩和に効果があると言われています。
つわりは英語で「morningsickness」といいますが、その名の通り起き抜けの胃が空っぽのときに症状がひどくなる妊婦さんが多いようです。なので、枕元に炭酸水と塩味のクラッカーをおいて、朝目覚めたら少しずつ食べるといいですよ♪
また塩味のクラッカーは、わりとシンプルな味付けですよね。つわりのときどんな味のものを食べたくなるかは、もちろん個人差があります。ただそうしたなかでも、どちらかというとあっさりした味のものが好まれる傾向は強いようです。
ところで、つわりに効く食べ物についてはこちらつわりの症状に効く食べものってある?おすすめの食べものを紹介!でも紹介していますし、こちら辛いつわりに良く効く!!オススメのつわり対策グッズをご紹介!!ではつわり対策グッズがたくさん紹介されています♪
現在進行形でつわりで苦しんでいる妊婦さんは特に、上の記事も合わせて読んでみてくださいね☆参考になる情報がたくさんつまっていますよ!
つわり対策の飲み物

ここまでで、つわり対策の食べ物を紹介してきましたが、つわり対策の飲み物はどんなものがあるでしょうか?食べ物ときたら次は飲み物についても知りたくなると思うので、ここではそちらについてご紹介していきますね♪
炭酸水
つわりの苦痛を軽減するのにいいといわれているのが、炭酸飲料です。そういえば、さきほどご紹介したジンジャーエールも炭酸飲料ですね!ちなみにジンジャーエールと同じ理由で、海外ではセブンアップも人気なんだとか♪
もしつわりがひどく炭酸飲料の甘みも気になるようでしたら、甘みなどがなにもない無糖炭酸水をためしてみてください。
炭酸水は吐き気や胃のむかつきをすっきりさせてくれる効果がありますし、炭酸水を飲むとゲップが出やすくなるので、ゲップを出すことによって胃がすっきりする効果もあります。
つわりを軽減させるグレープフルーツやレモンの果汁を入れて、炭酸水に香りをつけるのもおすすめです。いまは市販のもので、無糖炭酸にレモンの香りづけがされているものもありますよね☆
つわりがひどいと買い物も億劫ですから、いつでも飲めるように休日にまとめ買いしたり、宅配を利用したりして常にストックしておくといいですよ♪
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特に夏場は、夏バテもあいまって、つわりがよけいひどくなる妊婦さんもいらっしゃいます。そんなときでもレモン風味の炭酸水は飲みやすく、気分までスッキリさせてくれそうですね♪
白湯
白湯はミネラルウォーターや水道水をやかんなどに入れて火にかけ、しばらく沸騰させて作ります。いわゆる湯冷ましなんですが、赤ちゃんでも飲める体に優しい飲み物です。
冷え性予防にもいいといわれていますから、健康意識の高い方は、季節を問わず飲んでいるのではないでしょうか?
つわりのときは、わずかな風味や香りが気になることもあり、「ミネラルウォーターですら飲めない・・・」という妊婦さんもいらっしゃいますが、白湯は一度水を沸騰させるため風味が和らぎ飲みやすくなります。

つわりのときの食事で気を付けることは

ここまでで、つわり対策になる食べ物や飲み物について紹介してきましたが、ここではつわりのときの食事のとり方でなにを気を付ければいいのかをお伝えしていきます☆
食べたいものを食べる
妊娠中は食べ物の好みが変わり、自分でも驚く人が多いです!どういうことかというと、今まで好きだったものが苦手になったり、ある特定ものが急に食べたくなったりします。
けれど「揚げ物やジャンクフードは赤ちゃんに良くない」「妊娠中は栄養バランスのとれた和食がいい」と、頑張って食べたくないものを無理に食べようとすると、かえって吐き気を悪化させてしまうことがあります。妊婦さんにとってストレスは大敵です!
つわりの症状がある時はカフェインやアルコールなどの悪影響がはっきりとしているもの以外は、基本的に食べたいものを食べていただいてかまいません。食べたいものが決まっている時には、買い置きしていつでも食べられるようにしておくと安心ですね。
食べられるときに食べる
本来なら3食を規則正しく摂ることは大切なことです。ただ、つわりのときまでそれにとらわれることはありません。吐きづわりの症状がある時は時間を気にせず、「今なら食べれそうかな・・・」と思う時に食べるようで大丈夫です♪
また、空腹になると吐き気が出てくる食べづわりの妊婦さんは、いつでも食べられるように、一口大のおにぎりやパン、ヨーグルト、ゼリー、カットした果物などの、すぐに食べられるものをいつも準備しておくといいですよ☆
無理して食べない
昔は妊娠すると「二人分しっかり食べなきゃ」なんて言われましたが、実は妊娠初期にお腹の中の赤ちゃんに必要な栄養は、ほんとうにごく少量なんです。
だから、吐きづわりで苦しいのに「赤ちゃんのために食べないといけない・・・」「カルシウムやタンパク質をとらないと・・・」など、プレッシャーに思う必要はありません。
赤ちゃんの栄養はママの体に蓄えられているもので基本的には足りるので、ママが気負わなくても大丈夫です!それに無理して食べると吐きづわりの症状が重くなってしまいます。食べたくない時は、くれぐれも無理しないでくださいね♪
ただし、嘔吐が続いて水分もまともに摂取できない状態だと脱水症状が心配です。水分補給だけは意識してほしいですし、もし「水も吐いてまう、なにも摂取できない・・・」ということでしたら、かかりつけの産婦人科で必ず相談してくださいね。
脱水が続けばママの体が心配です。病院では必要に応じて、点滴などの処置をしてもらえます。
まとめ
- つわり対策の食べ物は、生姜やアルカリ性食品、塩味のクラッカーなどがある。
- つわり対策の飲み物としては、炭酸水や白湯が効果的♪
- つわりのときは無理せず食べられそうなものを食べれば大丈夫☆
- 水分がとれないほどつわりがひどいときは、病院で相談すること!
今回は、つわり対策の食べ物や飲み物について紹介しました!酸っぱいもの以外にも、生姜や塩味のクラッカーなどの意外な食べ物が、つわり対策になることがおわかりいただけたかと思います。
そして現在つわりで苦しんでいる妊婦さん、どうか辛いときに一人で耐えることなくまわりに助けをもとめてくださいね。妊娠した時点で、もうあなた一人の体ではありません。この記事が、つわりの対策に役立てれば嬉しいです☆