産後の妊娠線がこんなにかゆいなんて・・・と驚いているママ、いませんか?実はたくさんのママが産後の妊娠線のかゆみに戸惑(とまど)っています。
「妊娠中は妊娠線なかったのに!」「妊娠中、クリームを塗ってケアしていたのに!」と愕然(がくぜん)としていまうママも。
そんな悩めるママたちのために、妊娠線のかゆみの原因、すぐに出来るかゆみ対策、先輩ママたちが実践している日頃から出来る対策をご紹介します!
もくじ
妊娠線がかゆい!産後にかゆくなるのはどうして?

実は妊娠中の妊娠線のかゆみと、産後の妊娠線のかゆみは原因が違うということを知っていましたか?
妊娠中の妊娠線のかゆみは、妊娠性皮膚掻痒症(にんしんせいひふそうようしょう)といって、ホルモンが原因になっていることが多いと言われています。このホルモンの働きによるかゆみは、産後にはホルモンのバランスが整(ととの)ってくるため自然となくなっていきます。
しかし、産後の妊娠線のかゆみは、妊娠してお腹が大きくなったことで肌が急激に引っ張られて真皮(しんぴ)や皮膚組織に亀裂(きれつ)が入ったことが原因。この真皮に到達した亀裂というのは「かさぶた」のようなもので、所謂(いわゆる)傷跡のかゆみと同じなのです!






産後の妊娠線がかゆい!そんな時どうする?
まずは、第一に保湿を心がけることが大事です!先ほどもご紹介した通り、傷ついた部分から水分が蒸発し、皮膚が乾燥してしまうことがかゆみや肌荒れの原因となります。
それに、専用のクリームやオイルを使用することで、かゆみがおさまったという先輩ママもいますよ!
【質問】
産後4ヶ月です。妊娠線ができたところがかゆいんです。2回目の出産で妊娠線も倍になり全体にあります。かいてしまって妊娠線が赤くなっています。妊娠線ってかゆくなりますか?
【回答】
とても痒かったです。保湿を心掛けると少しは和(やわ)らぎますよ。二人目が1歳を過ぎましたが、乾燥すると今でも痒(かゆ)くなります。時々ボディバターなどを塗(ぬ)っています。
引用 yahoo知恵袋(外部リンクへ飛びます)


- 患部(かんぶ)を冷やす
- 汗をかいたら着替える
やはり一番効果的なのは、患部を冷やすことです。よくお風呂で暖かいシャワーを当てると身体がかゆくなったりしますよね!温めるとかゆみは強くなり、冷やすとかゆみは引いていきます。




産後の妊娠線のかゆみがひどくならないために!5つの対策
一番は、かゆくてかゆくて本当に辛い!という思いをしないための対策を練(ね)ること!ですよね。
ここで、産後の妊娠線のかゆみ対策をご紹介していきます♪
- 保湿をする
- 刺激が少ない素材の下着や服を選ぶ
- 身体を締め付けすぎない下着や服を選ぶ
- 洗剤や柔軟剤を低刺激のものにする
- 肌を清潔に保つ
先輩ママたちがやっていた対策も一緒にご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
保湿をする
やっぱり保湿は大事です!だからクリームやオイルを用(もち)いてケアはしっかり行いましょう。
ここでポイントなのは、皮膚の内部にまで保湿成分が行き渡るものを使うことです。産後の妊娠線のかゆみは「皮膚内部で起きた傷」なので、肌の表面だけを保湿してもかゆみや妊娠線には効果はあまりありません。


引用 インスタグラム

刺激が少ない素材の下着や服を選ぶ
化学繊維素材の衣服は肌への刺激に繋がります。この期間は肌への刺激が少ない、綿100%(コットン)やシルクといった自然素材のものを選ぶようにしましょう。
引用 インスタグラム

引用 インスタグラム


身体を締め付けすぎない下着や服を選ぶ
サイズが合わない下着やスリムな服を着ることにより、ワイヤーやゴムの部分などが締め付けられ、その部分がかゆくなってくることがあります。そんな経験、ありませんか?
妊娠生活を終え、やっと好きなお洋服が着られるようになったのに!と思うかもしれません。でも、妊娠線のかゆさで悩まされている時は、症状がマシになるまでの期間だけでもいいので、少しゆったりとした衣服や下着を身につけるようにしましょう。
かゆみが悪化して肌が爛(ただ)れてしまっては、好きなお洋服どころではありませんよね。自分の身体の様子を見ながら服装選びを心掛けましょうね。
引用 インスタグラム

引用 インスタグラム

洗剤や柔軟剤は低刺激のものにする
皆さんは赤ちゃんの衣類の洗濯には柔軟剤を使わないように、と言われていることを知っていますか?赤ちゃんもそうですが、妊娠中は肌がデリケートになっているので、妊婦さんの中でも懸念(けねん)されている人もいるのではないでしょうか?
しかし、それは産後の妊娠線のかゆさも同様!柔軟剤が衣服に残っていまうことによってかゆさが倍増!なんてこともあります。柔軟剤だけでなく洗剤も選ぶときは低刺激の商品を選ぶようにしましょう!
特におすすめなのは、「赤ちゃんにも使える」と謳(うた)っているものです。洗剤選びの際にはぜひ成分をチェックをしてみてくださいね。
引用 インスタグラム

引用 インスタグラム

肌を清潔に保つ
先ほども紹介しましたが、汗や皮脂で汚れることで、肌のかゆみが倍増してしまうことがあるのです。特に、産後間もない時期は育児に必死!気がついたら汗をかいていたり、蒸れていることってありませんか?こまめに汗をふいたり着替えたりすることもかゆみ対策になります!
それに、お風呂も重要ですよ!赤ちゃんのお世話でゆっくりお風呂に入るというのは難しいかもしれませんが、身体は丁寧に、できれば肌に刺激を与えないように泡で洗うようにしましょう。顔の洗顔もできれば泡でって言いますよね?身体だって同じなのです!
可能な限りお湯に浸かってきれいにすることも大事です!赤ちゃんと一緒にお風呂に浸かるのも少しの期間だけ・・・特別な時間と思って一緒にゆっくりと入ってみてはいかがでしょうか?
引用 インスタグラム



どうしてもかゆくて辛いときは・・・

何をしてもだめ!どうしてもかゆい!という時は早めに皮膚科や産婦人科を受診して、炎症を抑える薬を処方してもらいましょう。産後、特に授乳中のママは薬を使用するのに抵抗があると思います。病院できちんと授乳中であることも伝えましょうね!

ここで気になるのはステロイド成分を含む外用薬ですよね。賛否両論(さんぴりょうろん)があるステロイドですが、赤ちゃんに直接触れないようにすればまず問題ないと言われています。
とはいえ、母乳への影響も気になると思いますのでステロイドを処方されたときは先生に相談してみましょう!あまりにもかゆみの症状が深刻(しんこく)な場合は治療を優先して、ミルク育児などで乗り切る方法もあります!
かゆみを我慢してストレスが溜まると、その影響で母乳が出にくくなる可能性もあり、育児に影響が出てきます。あまり我慢せずに辛いときは早めに病院へ行ってくださいね!
まとめ
- 産後の妊娠線がかゆいのは、肌が急激に引っ張られて真皮や皮膚組織が傷ついたことが原因
- かゆいときは患部を冷やす!
- 汗をかいたらこまめに汗をふいたり着替えること!
- 保湿をするときは、皮膚の内部まで浸透する妊娠線用のクリームやオイルにする!
- 日頃から出来る対策も色々ある!
- 本当に辛いときは無理せず病院へ!
妊娠線のかゆみは所謂かさぶたで、傷跡のかゆみと一緒です。対策として一番大事なのは保湿ですが、保湿のクリームやオイルは皮膚内部まで浸透するものを使用しましょうね!
日頃からできる対策もたくさん紹介しましたが、一番念頭に置いておいてほしいのは、赤ちゃんも大事ですがママの身体も大事だということです!妊娠中も産後もママは赤ちゃんのために大忙し!その上かゆみに悩まされるなんて溜まったものじゃありません!
辛いときは無理をせずに病院にいって薬を処方してもらいましょう。ママ自身も身体や体調には気をつけて、子供の成長をそばで見守っていきましょうね♪