普段気にならないことなのに、目についてイライラしてしまう。感情のコントロールができない。など、なんだか急に情緒不安定になってしまうことってありませんか?
望んで妊娠したはずなのに・・・どうして?と自分を責めてしまう妊婦さんもいます。でもこの辛い情緒不安定は、実はほとんどの妊婦さんが経験しているんですよ。先輩ママは一体どうやって乗り切ったのでしょうか?
今回はこの辛い情緒不安定はどうして起こるのか、そのきっかけや対処方法をご紹介していきます。情緒不安定に悩んでいるママたちのお力に少しでもなれればと思います!
もくじ
妊娠初期症状で情緒不安定になる?
結論から言うと、妊娠初期症状で情緒不安定になります。先ほども紹介しましたが、たくさんの先輩ママがこの「情緒不安定」を経験しているんですよ!
こちらの体験談をご覧ください。
【質問】
妊娠してから情緒不安定になるもんですか?妊娠超初期なのですが、ちょっとしたことで号泣してしまいます。
【回答】
本当にその通りだよ。いろんな体のバランスが崩れていく時期だから耐えるしかない。
引用 yahoo知恵袋(外部リンクへ飛びます)
この先輩ママが言う通り、妊娠超初期はホルモンバランスや体の変化が起こっている時なので、情緒不安定になるのも仕方の無いことなのかもしれませんね。
実はたくさんの先輩ママが悩まされてきたこの「情緒不安定」。症状は人によって様々ですが、代表的なものは3つです。
- 些細(ささい)なことでもイライラする
- 泣くことが増えた
- 感情が抑えられない
「経験あり」と思う人や「あれ?そういえば最近そうかも・・・」と思う人もいるのではないでしょうか?


妊娠初期症状で情緒不安定になる3つのきっかけ

どうして妊娠中は情緒が不安定になるのか知っていますか?皆さんがすぐに思いつくのは「ホルモンバランスの変化」かと思います。ホルモンバランスの変化ももちろん理由の一つですが、実は「鉄分の不足」も理由の一つ!
この2点が原因で情緒不安定な状態へと陥(おちい)ってきますが、情緒不安定な状態にならない人もいます。それでは情緒不安定になるきっかけはなんなのでしょうか?それは3つありました!
- ストレス
- つわり
- マイナートラブル

ストレス
「ストレス」と大きな枠にしましたが、ストレスに感じたり抱えてしまうストレスは人それぞれですよね。たとえばこちら。
- これから先の生活への不安(出産や育児のこと)
- 経済的な問題
- 仕事復帰
- 保活(保育園や幼稚園の問題)
- パパや家族への不満 など
妊娠中の生活の不安や、出産した後の生活への不安が「ストレス」と感じてしまうことがあります。
それに、「自分がこんなに大変な思いをしているのに!」と帰りが遅いパパへの不満もストレスの一つになり得てしまい、情緒不安定な状態になっていくというわけです。

つわり
言わずもがな、つわりで大変な思いをしている妊婦さんはたくさんいます。つわりは主に体調面で不調が現れますが、早い人でその不調は妊娠4週目から起こり始めます。
このつわりによる体調面の不調が、情緒不安定な精神状態を引き起こすことも十分にあります。


マイナートラブル
マイナートラブルと言われている症状も十分に情緒不安定な状態になる要素です。
- 便秘
- むくみ
- 腰痛
- 胃のむかつき
- かゆみやかぶれなどの肌トラブル
- 体重増加
どれもこれも、日常生活に問題ない範囲だったとしても無視できない不快さですよね。普段そういった症状がなかった人ならもちろんのこと、薬に頼りたいのに頼れないという状況も情緒不安定になっていく要因の一つです。


情緒不安定はいつまで続くの?
残念ながらこの情緒不安定はいつまで続くのか、いつになったら終わるのか、ということは明確には分かりません。人によっては安定期に入ったらなくなった、という人もいれば、出産したらなくなった、という人もいます。
一時的なストレスによる情緒不安定の場合は、多くの妊婦さんが感じることですので、時間が経てば治まるものと言われています。そんなに心配することではありませんから安心してくださいね!
【質問】
かなり情緒が不安定でいつもは気にしないようなことまで気にして泣きそうになります。現在も仕事をしていても上司や同僚の態度や言葉使いに苛々し、落ち込みます。
【回答】
初めて妊娠をした時は周りの人達すべてが敵に見えましたよ。些細(ささい)なことでも悲しくなったり不安になったり周りがもっと気遣いしてくれたらと怒りがこみ上げたり変わっていく自分の身体にショックを受け泣いたり色々でした。それに加えつわり。
どうしてもホルモンのバランスが崩れやすい時期です、安定期に入れば気持ちも落ち着いてきますよ。
引用 yahoo知恵袋 (外部リンクへ飛びます)

妊娠初期の情緒不安定って赤ちゃんに影響はある?

さて、皆さんが一番心配なのは、この情緒不安定が「赤ちゃんへ影響しないか」ですよね。一時的なことなら問題はありませんが、ストレスを慢性的に感じてしまうようなら注意が必要です。
人間の身体はストレスを感じたとき、体内では2つの変化が起こります。
- 血管が収縮して体内の血流が悪くなる
- ストレスホルモン(コルチゾール)が分泌される
血流が悪くなると体が冷えてしまいます。「冷えは妊婦の大敵」と言われているだけあって、お腹の赤ちゃんにも影響が出ます。
またストレスホルモン(コルチゾール)は、お腹の赤ちゃんの心拍を減らしてしまったり、体内の血液や栄養の循環を滞らせてしまう働きがあります。あまり分泌させたくないホルモンの一種ですね。


また、このストレスによって引き起こしかねない事態も2つあります。それがこちら。
- 切迫流産
- 胎児の成長の妨げ

切迫流産
慢性的なストレスによって、先ほど紹介した体内の変化であった血流が悪くなり、加えてストレスホルモン(コルチゾール)が分泌されてしまいます。
その状況から、妊娠を安定して継続させることができなくなり、切迫流産を引き起こしてしまう可能性があると言われています。
胎児の成長の妨げ
ストレスホルモンというのは本来胎盤(たいばん)で止められて、胎児には伝わりません。しかし、妊娠初期にはこの胎盤が未完成の状態なので、ホルモンが胎児に直接働きかけてしまう可能性があります。
先に紹介した通り、ストレスホルモンは赤ちゃんの心拍を減らしてしまいます。また、神経系の発達にも何らかの影響を与えてしまう可能性もあると言われています。


知っておきたい!妊娠初期の情緒不安定の対処方法

元々明るくて楽観的な人だったとしても、妊娠をきっかけに変わってしまうこともあります。妊娠・出産は女性にとっての特別な「人生の転換期」と言われている理由が何となく分かりますね。
それでは、そんな情緒不安定になってしまったとき、ストレスを溜め込んでしまわないように、自分に合ったストレスの発散方法や気分転換の方法を発見しておきましょう!
先輩ママも試したおすすめの発散方法、気分転換方法はこちら!
- とにかく話す・笑う
- スタイやおもちゃを眺めたり、手作りしてみる
- 軽い運動をする

とにかく話す・笑う
女性同士の会話って悩みを話すことで解決したり、ストレスを解消できますよね!こういう時も、とにかく周りの人と話すことでイライラを放出させていきましょう!
特に先輩ママや妊婦仲間に話すことは大切です。気持ちも分かってもらえるので、心の落ち着きにも繋がりますよ。自分と同じような思いをしている人がいれば「自分だけじゃないんだな」という安心感も感じられます!
それに笑うことはとってもいいことって知っていましたか?気持ちがほぐれるという効果と、免疫力が高まるという効果もあるんですよ!
【先輩ママ体験談】
検診のたびに結果報告をかねて、義母に電話で連絡しました。日々何気ない行動をお話したり、先輩ママとしての意見を聞いたりしました。それまで住んでいるところが離れていたので、なかなか話すチャンスがなかったんですが、妊婦期間にグググッと近づけたように後から思えます。幸い義母も親身になった話を聞いてくれたので、お陰様様でした。
引用 教えて!goo(外部リンクへ飛びます)


スタイやおもちゃを眺めたり、手作りしてみる
赤ちゃんの服、スタイ、おもちゃなどをチェックするのもおすすめですよ!
産まれてくる我が子は男の子?女の子?男の子ならこの服、女の子ならこれ!と想像するだけで幸せな気持ちになれますよ♪この機会に手作りに挑戦してみるのもいいかもしれません!
【先輩ママの体験談】
20代の4ヶ月の男の子のママです。妊娠中は育児雑誌を読んだり、スタイやおもちゃを手作りしたり、超音波写真アルバム作ったりしてました。気が紛れて楽しかったですよ!
引用 教えて!goo(外部リンクへ飛びます)

引用 インスタグラム

軽い運動をする
妊娠初期は、体の負担になってしまうような激しい運動はもちろん避けた方が無難ですが、気分転換もかねてウォーキングなどで身体を動かすことはとてもいいんです。
子宮の代謝が向上し、早期流産の可能性を下げることができると言われていますよ。また、身体を動かすことで眠りが深くなったり、気分が晴れてすっきりしますよ!
引用 インスタグラム

【先輩ママの体験談】
わたしは歌を歌うのが好きなので、モヤモヤした時は、思いっきり好きな歌を歌っていました。あと、胎教のため?童謡の練習もかねていろいろ歌っていましたよ。
引用 教えて!goo(外部リンクへ飛びます)

先輩ママたちも色んな方法で気分転換をしていたのが分かりますね!この他にも趣味への没頭やとにかく寝る!など、たくさんの対処方法がありますので、ぜひ皆さんも試してみてくださいね!
まとめ
- 情緒不安定になる妊婦さんはたくさんいる
- 情緒不安定になるきっかけは日常にたくさんある!
- ストレスの溜めすぎは赤ちゃんにも影響が出るので注意が必要!
- 自分に合った対策を見つけ出そう!
情緒不安定になると、「自分だけ・・・」と思いがちにですが、あなたは一人ではありません。家族や友達、先輩ママたちもいますよ!こんな時こそ周りを頼ってみてくださいね。
それでもめげそうになったときは、今回ご紹介した対処方法を是非試してみてください!
十月十日(とつきとおか)の期間限定妊娠期間です!皆さんが楽しく、ハッピーに過ごせますように!素敵なマタニティライフをお過ごしください★