妊娠初期症状に起こるだるさや眠気も症状の一つです。「昨日、あんなに寝たのに眠い」や「身体がだるくて何もしたくない」といった症状が出る人はたくさんいます。
大事な仕事中だったり、家事をしないといけない時は我慢するのも本当に大変です。しかし、自分の身体が休んで、とサインを送っているんです☆なぜそんなサインを送るのでしょうか?
今回は、そんなだるさや眠気の原因や対処法をご紹介します☆
もくじ
妊娠初期症状のだるい・眠いはなぜ起こる?
眠くてたまらない、体がだるいといった症状が出る人が意外とたくさんいるんです。また、眠気やだるさに悩まされる人もいます。ですが、まだ妊娠が分かっていないこの時期にどうしてそんな症状が起こるのでしょうか?
だるい・眠いの原因
どうして起こるのか原因をみていきましょう。
黄体ホルモン
妊娠すると黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンの分泌が増え、眠気を促したり体温を上げたりする作用があって、強い催眠作用を促します。そうすることで母体を休ませて、赤ちゃんへ栄養を与える効果があるんです☆
胎児の成長
全力で走ったり運動したら疲れますよね?そして、体が疲れたらその夜はいつもより眠くなります。妊娠中はこの状態ににているんです。妊娠すると、絶えず胎児に栄養を送り続けなければないけないので、お母さんは常に軽い運動をしている状態です。
その為に、何もしていなくても少しずつ体力がなくなっていって、疲れが溜まり眠くなってしまうんです。



血流が増える
妊娠すると胎児に栄養をたくさん送る必要があります。母体によりたくさんの血液を流そうとし、体に水分を溜めて血液量を増やします。そうすると、血液成分に比べて液体部分が増える事になり、血液が薄められた状態になっているので、貧血と同じでだるさや眠気を感じるんです。
だるさや眠気いつからいつまで?
妊娠超初期(妊娠2~3週)~妊娠初期(妊娠4~5週)が一般的にだるさや眠気の症状が強く出やすく、つわりがおちつく15~16週頃に緩和してきます。しかし、個人差があるので、妊娠16週を過ぎても続く人はいます。また、妊娠後期まで続くという方もいるので、あくまでも目安と考えて下さい。
こちら妊娠初期症状はいつからあるの!?体験談をまとめてみました!!の記事ではいつからどんな症状を感じたか紹介していますので是非読んで見て下さいね☆
眠気の症状
妊娠初期の眠気はどのような症状なのでしょう?ねむりの症状の事は眠りつわりとも呼ばれています。
- 頭痛をともなう眠気
- クラっとめまいのような眠気
- 眠気とともに吐き気
- 身体全体がだるくなるような眠気
- 眠気と熱っぽさがある
- 記憶力の低下
人によって妊娠初期の眠気には色々と違いはありますが、とにかく強い眠気を感じるようになり、四六時中眠いと感じたり、朝起きるのが辛くてやる気が出なくなったり、吐きつわりと同じような眠りつわりでも吐き気や気持ち悪さを感じてしまいます。
また、普段なら簡単に覚えられるような事にも苦労したり忘れっぽく感じたりもします。
吐き気の症状がある時はこちら妊娠初期症状☆いつから吐き気と嘔吐症状があらわれるのか??を読んでみて下さいね☆
妊娠超初期ということでまだ悪阻はないですが、眠気がひどくだるいことが多いです。
ちょっと体調悪いとLINEしたら、旦那さんが仕事帰りに、レモンドリンクを買ってきてくれました。嬉しいです。— こはる (@beer99650040) 2019年5月24日
引用 ツイッター

あんまりにも眠いし身体がだるいので妊娠じゃなきゃどっか身体おかしいんでは?と思って今もっかい検査してみたらなかなかはっきりとした陽性が!!!すぐでた!!!
— ぴぴ (@abc_mlk) 2019年4月9日
引用 ツイッター

だるい時・眠い時の対処法
だるい時・眠い時はどう過ごせばいいのでしょう?
アロマオイルで脳を刺激
まずはリラックスが1番!!焦ったり落ち込んだりという気持ちはホルモンバランスをさらに崩してしまい、疲れやすさをさらに強くしてしまいます。そんな時は、脳に直接働きかける柑橘系(かんきつけい)のアロマオイルの香りがオススメです☆頭がスッキリして眠気やだるさの解消になりますよ☆
- レモン・・・・・・・・思考をクリアにする
- グレープフルーツ・・・精神をリフレッシュさせる
- ベルガモット・・・・・不安や緊張を穏やかにする
ただし、妊婦さんには向かないアロマもあるので、特性や効能をよく確認した上で使用してくださいね☆
ハンカチやマスクに数的染み込ませておけば、周りを気にせず気分転換もできます♪
マメな睡眠と休憩
家事をするのは大事ですが、毎日頑張る必要はありません。家事を一生懸命にやりすぎず、適度に手抜きすることも必要です☆
また、調子が良くて体が動く日に保存が効く料理の作り置きをしてみるのオススメです☆もしくは、この機会にパパに家事を覚えてもらうのも良いかも知れません。
引用 インスタグラム
いっきに作るのは少し大変かもしれませんが、こういう作り置きがあれば少しでも休める時間ができますね☆
軽い運動
軽い運動も疲労回復や気分転換になります☆くれぐれも無理はしないで、13週目以降で体調の良い時に身体をうごかしましょうね。
引用 インスタグラム

日光を浴びる
えっ?日光を浴びる?と思うかもしれませんが、日光を浴びることは身体にとって大切な事なんです☆ホルモンバランスの急激な変化は自律神経のバランスを崩して、体を動かす事がおっくうになってしまい、自宅に閉じこもりがちになってしまう妊婦さんもいるんです。
起床時に日光を浴びると、セロトニンの分泌が促されて、交感神経と副交感神経のバランスが正常に戻りやすくなります☆この二つのバランスが正常に戻る事によって自律神経のバランスが整います。また、睡眠とホルモンの分泌のリズムも整えてくれます。

就寝前の入浴
就寝前に入浴して体が温まったまま睡眠に入ると、安眠効果があり、朝目覚めた時スッキリした気分で起きる事ができます☆湯舟に浸かると血液の循環を促し体の凝りをほぐしたり、疲労回復させたりするだけでなく、冷え対策やお腹の張り予防にもなります。
また、タライにお湯を入れてアロマオイルを垂らして、お風呂でアロマ空間を作る事もオススメです♪
引用 インスタグラム
お風呂で使えるアロマポットもあるんですね。こういうのがあれば簡単にお風呂がアロマ空間になりますね♪
まとめ
- だるい・眠いは胎児栄養が行き届いている証
- 眠気の症状は「眠りつわり」と呼ばれる
- とにかく強い眠気を感じる
- 家事は適度に手抜き!
- 日光を浴びて自律神経のバランスを整える
だるい・眠いの正体はお母さんが胎児へちゃんと栄養を届けているということだったんですね☆「家事をしないといけない」、「仕事に行かないといけない」その中でのだるい・眠いは大変ですが、胎児にちゃんと栄養を送っているんだ、と思えば頑張れますよね☆
とは言え、しんどいのは変わりありませんので、この機会にお父さんである旦那さんに手伝ってもらって、少しでも体を休めましょう☆