早くあかちゃんを授かりたいのになかなか妊娠(にんしん)できない時はどうすれば妊娠確率が上がるのか気になるものですよね!妊娠するにはタイミングが重要だと聞いたことがある方もいらっしゃるはず!
妊娠確率を上げるにはタイミング法、体型や冷えに気を遣(つか)って、ストレスをためずに過ごすことが重要になってきますが、具体的な方法を知らないという方も多いのではないでしょうか?そこで、自分でできる妊娠確率を上げる方法をご紹介させていただきますね!
もくじ
妊娠確率を上げる方法とは?

あかちゃんが欲しくても、なかなか妊娠できないと悩んでしまうと、食べ過ぎたり、逆に食欲がなくなってしまうってことありますよね。
しかし、妊娠確率を上げるには心身(しんしん)ともに健康で、体を冷やさないことがとても大切です。それでは自分でできる妊娠確率を上げる方法をご紹介していきたいと思います。
体重と妊娠確率について
体重によって、妊娠確率が変わることがあります。標準体重よりも太りすぎていても、痩せ過ぎていても妊娠確率が下がってしまう可能性があるんです。体格指数(しすう)を表すBMIで計算した時に適正体重である22程度が一番妊娠する上で理想的と言われています。
肥満状態は女性ホルモンの一種である卵胞(らんほう)ホルモンが標準体型の方より多く分泌され、妊娠確率が下がってしまう恐れがあるんです。反対に痩せ過ぎていても、月経(げっけい)異常が起こり、妊娠しにくい状態になってしまうことがあります。

適正体重ではなかったからといって、急激な体重の変化は体調を崩す可能性がありますので、やめておきましょう。肥満気味の方がダイエットを始める場合はカロリーの高いものやお菓子などを控え、食生活を見直し、そして運動量を増やしてみるといいですね♪

冷えと妊娠確率について
冷えは妊娠する上で大敵です。子宮(しきゅう)や卵巣(らんそう)は冷えに弱いので、体が冷えてしまっていると、妊娠確率を下げてしまうことがあります。そこで、なぜ子宮と卵巣が冷えに弱いのかを始めにご説明しますね!
- 冷えで排泄(はいせつ)機能が弱り、生理として排出(はいしゅつ)されるはずの子宮内膜(ないまく)が子宮内に残ってしまい、不妊の原因や子宮の病気になる可能性が高まります。
- 冷えは子宮と卵巣の機能を低下させる原因に繋がります。
体が冷えた状態にならないためにも、冷たい飲み物はなるべく控えて、温かい飲み物や食べ物を摂(と)るようにしましょう。例えば、生姜入りの飲み物やお味噌汁を飲む習慣があるといいかもしれませんね。
半身浴を毎日してみたり、適度に運動することも基礎代謝(きそたいしゃ)を上げてくれるので、冷え性を改善する上でとても大切です。無理せずに毎日の生活に冷え性対策を取り入れて、体を温めて妊娠確率を上げていきましょう!
ストレスと妊娠確率について
ストレスと妊娠確率は関係があると言われています。強いストレスがかかっている状態は排卵(はいらん)の抑制、卵管攣縮(らんかんれんしゅく)になる可能性があり、結果的に妊娠確率を下げることがあります。妊娠確率を下げてしまわないようにストレスとうまく付き合いましょう!

強いストレスがかからならなくするために適度に発散したり、原因を取り除くことが大切です。例えば妊娠のことを気にしすぎているのなら、あまり考えすぎないようにしましょう。人間関係でのストレスがある場合はできるなら距離を取ってみてください。

排卵日と妊娠確率を上げるタイミングとは?

妊娠確率を上げるためにタイミングが重要だと知っていても、具体的に何をすればいいのかわからないものですよね。あかちゃんを授かる時にも妊娠確率が上がりやすいタイミングを知っていることは役に立ちます。
そんな方のために妊娠確率が上がりやすいタイミングについて、ご紹介させていただきたいと思います。
排卵日に近い日を選ぶ
妊娠確率が上がるのは一般的に排卵日の1週間前の期間で、特に1日~2日前が妊娠しやすいとされています。そのため、この1週間の間に2~3日に1回の性行為を行うと良いでしょう。
排卵日をできるだけ正確に知り、子宮内に精子を絶やさないことが妊娠確率を上げる上でとても大切です。しかし、排卵日がいつかわからないという方もいると思うので、排卵日を予測する方法についてご紹介させていただきます。
排卵日を予測する方法

排卵日を予測する方法には色々あるので、1つずつご紹介させていただきますね。まず最初にご紹介するのは生理の日から排卵日を予測する方法についてです。
生理の日から排卵日を予測する
排卵日を次の生理予定日から予測するのはオギノ式という方法と言われています。オギノ式では、排卵が生理予定日の12日〜16日後に起こると考えられているため、その妊娠しやすい5日間に性交するという妊娠法です。
生理周期を知るためには自分の生理を記録し、生理周期を知る必要があります。しかし、この方法は正確に生理周期を把握できません。生理が安定している方でも、ストレスや体調の変化で生理にばらつきが出てくることがあります。
生理不順がある場合も予測が難しい面がありますので、ある程度の排卵日の予測として使いましょう!
基礎体温を測る
基礎体温は朝に目が覚めてからそのままじっと動かずに測る体温のことです。一般的には高温期と低温期に分かれていて、排卵は低温期の最終日に起こるとされています。基礎体温を知ることで低温期の最終日が把握できるので、排卵日を予測しやすくなるんですよ。
排卵日がわかるだけでなく、排卵の有無やホルモンバランスの乱れ、次の生理周期の目安などを知ることができるので、妊活をする際に役に立ちます。
基礎体温の測り方とは?
基礎体温の測り方についてよくわからない方もいると思うので、詳しくご紹介していきますね!
- 朝目覚めたら、体を動かさずに寝たままの状態で検温し、婦人体温計の感温(かんおん)部分を舌の裏側の付け根に当てる。
- 婦人体温計を舌で押さえ、口を閉じたままで測り、記録をつける。
もし起き上がった状態や食事をとって基礎体温を測ったりすると、正確に測れなくなるので、なるべく寝起きの状態で測るようにしましょう。そして口の中は場所によって温度が違ってくるので、毎回同じ場所で測るようにしてください。
婦人体温計には予測式と実測式があります。予測式は検温時間が短く、約60秒程度で5分後の体温を予測してくれるので、朝あまり時間がないという方はこちらをおすすめします。実測式は実際に約5分間測り、今の基礎体温を測るものです。どちらを使うかは状況によって判断しましょう!
排卵日の近くのおりものの特徴とは?
排卵が近づくと、射精された精子が子宮の入り口を通り抜けやすいようにおりものの量が増えます。排卵の時期はおりものが粘度が高く、透明でねばねばした状態なるのです。おりものを指にとってみると10センチ以上も糸を引くこともあります。
通常のおりものは無色透明でさらっとしていますが、排卵日が近くなるとねばねばとしたおりものの量が増えます。これらを排卵日のサインの1つとして考え、日頃からおりものの変化をチェックしておきましょう。


性病の疑いがあるおりものって?
あかちゃんを授かりたい時は性病の疑いがあったら、不安になるものです。性病の疑いのあるおりものかどうか見極めるには、いくつか特徴があるのでみていきましょう!
- 白くクリーム状のもの
- 濃い黄色のおりもの
- 黄緑がかかったおりもの
- 血液が混じったベージュ、ピンク、茶褐色
おりものをチェックすることは性病を発見することにもつながります。排卵日近くのおりものと違って、性病の疑いがあるおりものは色が濃く付いていたり、かゆみやにおいがひどいなどの特徴があります。疑いがあると思ったら、すぐに産婦人科へ受診しましょう!

排卵日予測検査薬を使う
排卵日を予測する方法として排卵日予測検査薬の使用があります。この排卵日予測検査薬は、尿(にょう)中の女性ホルモンの一種である黄(おう)体形成ホルモンを検出し、排卵が起きる一日前を予測します。
排卵日予測検査薬が陽性になると、検査した当日か翌日が排卵日となり、反対に2日連続同時刻に検査して陰性の場合は排卵日の可能性は低いと言えます。次に使い方をご存じない方もいると思うので、ご紹介させていただきますね!
- 排卵日予測検査薬のキャップを開け、尿吸収体に尿を吸収させる
- 尿吸収体を下に向けたままキャップをする
- 平らな場所に判定窓が見えるように置き、3分間待ち、判定する
排卵日予測検査薬を使う場合は二通りの方法があります。尿を直接かける場合は数秒間かけ、紙コップに入れて、尿に染み込ませる場合は数十秒間、尿を染み込ませてください。使用する検査薬によって吸収させる時間は変わるので、しっかりと使用方法に目を通しましょう。
まとめ
- 妊娠したい場合は太り過ぎていても、痩せすぎいてもいけないので、健康的な体型が一番理想的で無理なダイエットをしない!
- 子宮や卵巣は冷えに弱いから、なるべく体を冷やさないようにすることが大切!
- 強いストレスがかかっていると、結果的に妊娠確率を下げてしまうので、ストレスと上手く付き合うことが妊娠確率を上げる上で大切!
- 妊娠確率が上がるのは一般的に排卵日の6日前なので、その間に2~3日に1回の性行為を行うといい!
- 排卵日を予測して、タイミングよく精子を子宮内にとどまらせておくことが妊娠確率を上げるために大切!
- 排卵日の予測は生理から予測する方法、基礎体温を測る方法、おりものの変化チェックをする、予測検査薬を使う方法がある
自分でできる妊娠確率を上げる方法と排卵日と妊娠確率を上げるタイミングについてご紹介させていただきました。あかちゃんがほしい時は標準体型であっても、食生活の乱れや激しすぎる運動は避けたいものです。
冷えやストレスにも気を使うことで妊娠確率も変わってきます。排卵日と性行為をするタイミングにも気を使うことで、妊娠確率を上げることができるので、パートナーと相談しながら行いましょう。
排卵日の予測は確実なものではありませんが、ある程度の目安になります。ご紹介した方法で排卵日を予測し、心身ともに健康的でタイミングに気を遣い妊娠確率を上げましょう!