妊娠中はいろいろな症状が出ますが、お腹が張るのもその1つです。なんとなくお腹が張ると動きにくいし不快だし、なにより「お腹の中の赤ちゃんは大丈夫なのかな?!」と不安になっちゃいますね。
最近は、出産ギリギリまで働くママも多く、お腹の張りを感じる機会も多いかもしれません。無理せず過ごしたくても、そうはいかない事もありますよね。
今回は、妊娠初期にお腹が張るときの原因や対策を調べていきたいと思います☆
もくじ
妊娠初期症状☆お腹が張る理由は?

妊娠初期は、悪阻(つわり)やその他の不調も出やすい時期なので、妊娠初期症状であるお腹の張りに気付かないこともあるようです。本当に重い悪阻症状が出ている時は、お腹の張りがあってもそれどころじゃない!という時もありますよね。
妊娠初期のお腹の張りの特徴としては、生理痛のような下腹部の痛み、足の付け根などの痛みとして出ることがあります。もし、妊娠しているか分からない時期なら、生理の前兆かと思ってしまいそうですよね。
そんな妊娠初期のお腹の張りは、どうして起こるのでしょうか?まずは気になる、お腹が張る原因についてまとめてみます☆
- 便秘やお腹に関係している妊娠初期症状
- 子宮が大きくなることによるもの
- ストレス
- 流産または切迫流産
- 感染症などによるもの
- その他の原因
妊娠初期のお腹の張りの原因は、こんなにいろいろあるんだと驚きますよね。でも考えてみたら、妊娠していない時にもお腹が張ることはあるので、妊娠によるものと、妊娠に関わらないものもありそうです。
便秘やお腹に関係している妊娠初期症状によるもの
妊娠初期はホルモンバランスが崩れやすくなるので、その影響で便秘やおならが出やすいなどのお腹に関わる症状が出やすくなります。そのお腹の症状に伴(ともな)い、お腹の張りが引き起こされることが多いです☆
お腹に関する妊娠初期症状については、妊娠初期症状☆下痢やおならが増える??ガスも溜まりやすい!!でもまとめているのでチェックしてみてくださいね☆
子宮が大きくなることによるもの
赤ちゃんの入れ物である子宮は、赤ちゃんの成長に合わせてどんどん大きくなっていきます。その時に他の臓器が圧迫され、お腹の張りという症状として現れることがあります。
また子宮は筋肉で出来ていて、妊娠すると血液が多く子宮に運ばれるようになり、子宮の筋肉が伸びる時にちくちくとした痛みなどを感じることもあるようです。子宮の筋肉と聞くと驚いてしまいますね☆
妊娠初期症状の1つに足の付け根が痛むというのがありますが、それは子宮を支えているじん帯が急に伸びる時に痙攣(けいれん)を起こすことが原因と考えられます。

ストレス
妊娠中でなくてもストレスを感じた時、腹痛や下痢などお腹に関する症状が出ることが多いですよね。妊娠中は特に、ホルモンバランスが崩れやすいこともあり、ストレスを感じやすくなります。
妊娠中はお酒が飲めなかったり、行動の制限があり、どうしてもストレスの溜まりやすい時期でよね。体も心も辛いときは無理をせず、気持ちを吐き出す場所を持つことや、気分転換することを大事に過ごしてくださいね☆

オススメのストレス解消法
今回、妊娠中のストレス解消法がないか調べたところ「日向ぼっこ」はストレス解消法が出てきて、お手軽でいいなぁと思いました☆日光を浴びると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されるそうですよ♪
引用 インスタグラム
出産後は、お子さんとこんな風に景色の良いところで日向ぼっこするのも良いですよね~♪気になる方はUVケアを忘れずに☆
流産または切迫流産
流産、切迫流産の兆候としてもお腹の張りが出ることがあります。この場合はお腹の張りとともに、出血が見られることもあります。いつもと様子が違う時は、迷わず病院で受診しましょう。
また、妊娠初期は流産の可能性が一番高い時期ですが、心配のしすぎもストレスに繋がってしまうので、なるべくゆったりした気持ちで過ごしましょう♪
引用 インスタグラム
初期の流産は赤ちゃん側の原因が多いものです。流産の可能性はどうしてもゼロに出来るわけではないけれど、心配しすぎず過ごしたいですね☆
感染症などによるもの
妊娠中は免疫力が下がるので、感染症にかかりやすくなります。感染症にかかってしまうとお腹の張りが、症状として出ることがあります。感染症の中には、お腹の赤ちゃんが影響を受けてしまうものもあるので、妊娠中は手洗いやうがいはもちろん、人ごみなども避けるようにしましょう☆
その他の原因
妊娠する前からお腹が張りやすい体質だったり便秘体質の場合は、妊娠に関係のないことが原因でお腹の張りが起こることがあります。炭酸の取り方、食べ過ぎや飲みすぎ、排便のタイミングなどを変えることで解消できることもあります。
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生活習慣を見直してみたり、深呼吸を毎日取り入れてみたり、ちょっとしたことでも改善できるようですよ♪深呼吸は、ストレス解消にも効果的です☆
また下着の締め付けがきつかったり、冷えることもお腹の張りの原因になることがあるようです。
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締め付けてしまうことで血行不良になってしまうのですね。体を暖めるつもりの腹巻やレギンスが逆効果になってしまうとは、なかなか気付きにくいことなのかもしれませんね。

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定番のワンピースも、可愛いものがたくさんありますよね♪
引用 インスタグラム
こちらも定番?!ゴムのスカート☆合わせ方でこちらも可愛く着こなせそうですよね☆
危険なお腹の張りもある
お腹の張りを妊娠中に多く感じる機会がありますが、その中の多くはしばらく休むとおさまるものが多いです。そんなに心配のないお腹の張り以外で、一刻も早く病院を受診すべきものがあります。危険なお腹の張りについてまとめてみます。
- 休んでもお腹の張りが治まらない
- 激しく痛みを伴う
- 出血がある
- おりものがいつもと違う色、におい
- 明らかにいつもと違う、違和感がある
お腹の張りは、子宮が大きくなることによるものもありますが、一方でお産の予行練習という面もあります。強い張りが起こると、流産や早産につながってしまうこともあるので、強い張りや、張りが続くような時は、必ず病院に受診してください。
引用 インスタグラム
無理せず、「張った時は休む」を心がけるようにしてくださいね☆
引用 インスタグラム
お腹の張りが気付きにくい時もあるようですね。軽い生理痛のような症状が出たようで、人それぞれ出方が違いますね。検診までまだ時間があったとしても、なにか違和感があったらママとしての直感を信じて受診してみましょう☆
安全なお腹の張りの目安
安全なお腹の張りでも、ちょっと不安になってしまうこともありますよね。次に、安全なお腹の張りの目安をまとめてみます☆参考にしてみてくださいね♪
- 妊娠29週前までは1時間に2回
- それ以降は1時間に4回まで
- 少し休むとおさまる
- 胎動を感じる

お腹の張りを感じたらどうしたらいい?
- ソファーに座って休む
- ベットに寝転び横になる
自宅にいても毎日の家事など動く機会がたくさんありますよね。そんな時にお腹の張りを感じたら、ソファーやベッドで自分の楽な姿勢で休むようにしましょう☆
- ベンチなど座れるところを探して座って休む
- 電車などであれば席を譲ってもらう
- 一度電車を降りて休む
妊娠中はなにがあっても大丈夫なように、なるべく遠出や1人で外出は避けたいところですよね。しかし、ウィンドウショッピングなどは気分転換にも良いですよね♪そんな外出時にお腹の張りを感じたら、ベンチを探して休みましょう☆
妊娠中はお腹も大きくなり、たくさん歩くとお腹も張りやすくなります。早めに休憩すること、事前に休める所を知っておくと安心ですね☆
- 運転を変わってもらう
- 停車して少し休む
妊娠中は注意力が散漫(さんまん)になったり、眠気を感じることも多くなるので、なるべくなら運転は避けたい時期です。同乗している場合も、車の振動や長時間同じ姿勢でいることでお腹が張りやすくなります。
もしお腹の張りを感じたら、停車して少し休むようにしましょう☆
お腹の張りを解消するポーズ
妊娠中でもできる、お腹の張りの解消ポーズがあります。便秘やガスが溜まって苦しい時はぜひ、試してみてくださいね☆
引用 Youtube
まとめ
- 妊娠中にお腹が張る理由は、妊娠初期症状によるもの、子宮が大きくなることによるものなどがあります
- 体を締め付けてしまう下着や洋服が体を冷やしてお腹の張りの原因になってしまうこともあります
- しばらく休んでも収まらない、強い痛みを感じるお腹の張りのときは一刻も早く病院を受診しましょう
- お腹の張りを感じたら無理をせずソファーや、外出時はベンチなどを探して休むようにしましょう
今回は、妊娠初期を中心にお腹の張りについてお伝えしました☆なかなか妊娠初期は不安がつきもので、お腹の張りがあると心配になってしまいますが、安全な張りもあるんだと分かると少し安心できるような気がします。
妊娠中は無理は禁物です。しかし、心配しすぎてそれがストレスになるのもママにとっては良くないですよね。心配しすぎず、油断しすぎず、自分の体をよくチェックして楽しいマタニティライフを送ってくださいね☆