双子の妊娠は自然妊娠であれば確率は約1%と稀(まれ)で、「パパかママの家系に双子がいる場合は双子を授かる確率が上がる」と聞いたことのある人も多いでしょう☆
双子の妊娠を望む妊活中のママの中には「クロミッド」という排卵誘発剤を使っているママがいるのをご存知ですか?クロミッドを服用すると、双子を妊娠する確率が上がると言われています。
「クロミッドって何?」、「妊娠するために薬を使っても大丈夫なの?」と疑問に思いますよね。この記事では排卵誘発剤の「クロミッド」について詳しく説明していきます☆
もくじ
妊娠、双子を望むママも使っているクロミッドって何?確率が上がる?

双子を望んでいる方は多くいますが、双子を自然妊娠することは確率的にとても低いのが現状です。ですが、現在日本では「クロミッド」という排卵誘発剤を使用して双子を妊娠する確率を上げる方法があるのです☆




クロミッドとは?



- クロミッド
- セロフェン
- オリフェン
- フェロミン

これらの排卵誘発剤はどれも同じ効果を持ち、種類によって効き目が変わるということはありません。
この投稿をInstagramで見る
引用 インスタグラム

次にクロミッドを服用することでどのような効果があるのか詳しくご紹介していきます!
クロミッドの効果

- 双子を妊娠しやすくなる
- 卵子の質が良くなる
- タイミング療法の確率アップ
- 黄体機能の改善
- 生理不順の改善

排卵誘発剤であるクロミッドは卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの分泌を促(うなが)し、卵胞を大きく育てる効果があります☆
基本的には排卵のない方に処方されますが、双子を望んでいる方など正常に排卵をしている方も服用する場合があります。
双子を妊娠しやすくなる
クロミッドは排卵の数を増やしてくれるので、副作用として双子を妊娠する確率が通常よりも上がるのです。不妊で悩む方の中にはクロミッドを服用し治療をしている方も多くいます☆
しかし、医師から「クロミッドの副作用として双子妊娠の確率も上がる」と言われ、双子を望んではいない方だとクロミッドでの治療を躊躇(ちゅうちょ)する方もいるようです。

卵子の質が良くなる
不妊で悩む方の中には、卵子の質が良くなかったり、卵子の数が生まれつき少ないために妊娠をする確率が低くなってしまっている場合があるのです。卵子の質や年齢によるもの、または生まれつきなどの理由が挙げられます。

タイミング療法の確率アップ
タイミング療法とは「最も妊娠しやすいタイミングで性交渉を行うこと」です☆タイミング療法を行っている方の中には排卵の数が少なく悩んでいる方もいるので、クロミッドも服用している方も多いのです。

黄体機能の改善
黄体ホルモンの分泌が十分でないと子宮内膜がきちんと機能しなくなるため、妊娠を維持できず不妊の原因となります。クロミッドは黄体ホルモンの分泌を助けてくれるので、黄体機能の改善へと繋がるのです☆
生理不順の改善
生理不順になる原因はストレスや過度なダイエットなど様々で、生理不順は規則正しく排卵がされていないということになります。クロミッドを服用することで排卵の量が増え、生理不順の改善に繋がるのです☆

この投稿をInstagramで見る
引用 インスタグラム

クロミッドのあらゆる効果についてわかったところで、服用期間も気になりますよね!双子を望んでクロミッドを使用する場合の服用期間について詳しく見ていきましょう♪
クロミッドの服用期間

生理3日目頃から5日間

生理3日目頃から5日間
不妊で悩む方も、正常に排卵している方も基本的に生理3日目から5日間、1日50mg服用します☆もちろん個人差はありますが、服用を終えてから7日間~10日間で排卵の数が増えるのです。
1周期飲んで効果がない場合は、2周期目の服用は1日100mgに増量し服用する方が多いです。

排卵するスピードや卵子が成熟するスピードには個人差があるため、一度の服用では妊娠まで至らない場合もあります。またクロミッドの服用を数周期続けても排卵の効果が得られないこともあるのです。
ですが、クロミッドを長期間服用することは推奨されていません。クロミッドの服用を続けても妊娠の効果がない場合は医師と相談しましょう☆

クロミッドを服用することで、双子を妊娠する確率はどれほど上がるのか見ていきましょう♪
クロミッドで双子の妊娠確率はどのくらい上がる?

約4%~5%
クロミッドを使用することで、双子を妊娠する確率は約4%~5%にアップすると言われています☆クロミッドを使用して妊娠したママの中には、双子または多胎妊娠したママも少なくないのです♪
この投稿をInstagramで見る
引用 インスタグラム

実はクロミッドを服用することで副作用を伴(ともな)うことがあります。これから詳しく説明していきますね!
クロミッドの副作用

- 双子を妊娠する確率が上がる
- 卵巣過剰刺激症候群
- 視覚症状
- 吐き気
- 頭痛やイライラ
- 口が渇(かわ)く
- 発疹

双子を妊娠する確率が上がる
通常排卵される卵子の数は1つですが、クロミッドを使用することで1度に排卵される卵子の数は2つ以上に増えます☆排卵の頻度も増えるので、双子を妊娠する確率が上がるのです。
クロミッドを使用し妊娠したママの中で双子を授かった人の割合は2割~3割と言われています☆

卵巣過剰刺激症候群
卵巣過剰刺激症候群とは卵巣が腫れる症状です。排卵誘発剤が効きすぎたために、卵巣が腫れてしまう方もいるのです。

視覚症状
クロミッドの副作用により、目のかすみを伴うことがあります。クロミッドを服用している方の中で視覚症状が出る方は比較的多いようです。視覚症状が出た場合には、念のために目の検査をすることをおすすめします☆
この投稿をInstagramで見る
引用 インスタグラム

吐き気
吐き気により食欲不振の症状が出る方もいます。あまりにも吐き気が辛い場合は医師に相談しましょう。
この投稿をInstagramで見る
引用 インスタグラム

頭痛やイライラ
クロミッドの副作用として頭痛やイライラの症状が出るようになったと訴える方も多いです。医師の方から「イライラすることが増えましたか?」と聞かれることもあります。

口が渇く
クロミッドの副作用で口が渇き、水分を摂る量が増え、尿の量も増えます。

発疹
体に発疹ができたり、顔が赤くなることもあります。中には体がほてるような症状が出る方もいます。
この投稿をInstagramで見る
引用 インスタグラム




まとめ
- クロミッドとは錠剤の排卵誘発剤
- クロミッドの効果は双子妊娠確率アップ、生理不順の改善など
- クロミッドの服用期間は基本的に生理3日目から5日間
- クロミッド服用で双子妊娠確率は約4%~5%にアップ
- クロミッド服用でイライラや発疹などの副作用がある
クロミッドは不妊で悩む方を助けるだけでなく、双子を授かりたい方のために処方されることもあるのです☆副作用はありますが、クロミッドを使用している方は日本には多くいます。
双子を自然妊娠する確率は決して高くありませんが、双子を望んでいる方は医師と相談しクロミッド使用を検討してみるのもいいかもしれません♪