妊娠が分かり幸せ絶頂(ぜっちょう)には変わらないのに、つわりが始まり気持ちがめげそう・・・なんて時ありませんか?つわりは早い人で妊娠4週目から始まり、一般的には10~12週頃には治まってきますが、出産するまで続いたというママもいます。
ちなみにつわりのピークは8~11週頃と言われていて、程度や期間には個人差があります。つわりの症状をなんとか軽減できないか、藁(わら)にもすがる思いでネットを検索しているママもいるのではないでしょうか?
今回はそんな辛いつわりを軽減できる、と言われている「サプリ」の噂(うわさ)を徹底調査しました!皆さんの辛いつわり期間中に、少しでもお力になれたらと思います!
もくじ
つわりの軽減に効くサプリがあるって本当?

皆さんつわりの軽減に効くサプリがあるなんて本当?と思っていませんか?結論から言うと、本当です。一体何のサプリなのかというと、皆さんもご存じ「葉酸サプリ」がつわりの軽減に効くと言われています。
葉酸サプリと聞くと、葉酸がメインで配合されているイメージですよね。でも実は葉酸はビタミンB群を多く含む栄養素。このビタミンB群の中で最もつわりの軽減に一役買ってくれるのが「ビタミンB6」という栄養素です。




- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 葉酸

ビタミンB6
ビタミンB6は水溶性ビタミンの一種で、主に代謝(たいしゃ)と関わりが深いビタミンです。
吐きつわりの原因とされているアミノ酸の一種であるトリプトファンの代謝不良を改善することができるので、つわり症状を軽減すると言われています。




ビタミンB6は、レバー・さんま・まぐろ・かつお・大豆製品・卵・バナナなどに多く含まれています。
ただし、1日の摂取量の上限は100mgです。過剰摂取(かじょうせっしゅ)には気をつけましょう。
ビタミンB12
ビタミンB12は、赤血球を作るのに重要なビタミンの一種です。不足すると貧血を起こす可能性が高くなります。
また、自律神経を整える働きも兼(か)ねそなえているので、妊娠中に欠かせない栄養素の一つと言えます。




しじみ・あさりなどの貝類やレバーなどに多く含まれます。
ビタミンB12が不足すると、つわりの悪化だけではなく鉄欠乏性貧血(てつけつぼうしょうひんけつ)や、悪性貧血などになるリスクが高くなります。
つわりの時期に関わらず、普段からしっかりと摂りたい栄養素の一つです。
葉酸
葉酸はビタミンB12と同じく自律神経を整え、交換神経と副交感神経のバランスを整える働きがあります。
葉酸の摂取が結果的につわり予防や、つわりの症状軽減に役立ちます。




実際につわりが軽減された先輩ママの声
先輩ママたちの体験談、そして今実際に妊娠しているプレママたちの体験談というのは、病院の先生と同じくらい安心感を与えてくれませんか?
さっそく実際につわりが軽減されたママたちの体験談を紹介します!
個人的にはやっぱり栄養が足りてないとつわりが酷い説濃厚ですわ。
妊娠中の規定量をサプリでしっかり取り出してからつわりがピタッとなくなった。— たぬぴ 10w (@tanutanu337) July 25, 2019
引用 ツイッター

亜鉛サプリとビタミンBサプリを飲み始めたら #つわり #悪阻 が随分軽減された😓😭苦しんでる方是非試してほしい!
胃もたれは治らないけど🤮— ring (@NkFOLGxjITaWJ57) July 22, 2019
引用 ツイッター

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ただでさえ辛いつわりの時期。効果を期待し、症状が改善されなかった場合には更なるストレスを抱えてしまうこととなります。
紹介した体験談のように、実際に症状が軽減されたママたちもいるので「私もサプリを飲んで症状が軽減されたらいいな~!」という程度の気持ちでいた方が良いでしょう。
辛いつわりがピークに達したとき、気持ちが折れそうになることもあると思います。そんな時の過ごし方についてこちらの記事つわりのピーク時の過ごし方!!心も体も大切につわりを乗り切るで紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
つわりの軽減に役立つ葉酸サプリ!選ぶポイントは3つ!

妊活中からすでに摂取している人も多い葉酸サプリ。今まではサプリじゃなくて野菜などから摂取するようにしていた人も多いのではないでしょうか?中には妊娠が分かってから飲み始めた人も多いと思います。
これから葉酸サプリを買おうかと検討しているママに、ぜひチェックしてもらいたい3つのポイントがあるのでご紹介しますね!
- ビタミンB6、B12は配合されているか
- ビタミンB2が配合されているか
- つわりの時でも飲みやすいか


ビタミンB2が配合されているか
ビタミンB2とは、ビタミンB6の働きをサポートしてくれる栄養素のことです。ビタミンB6は、吐きつわりの原因になっている代謝不良を改善する働きがあるとご紹介しましたよね。
より症状を効きやすくするためにも、その働きをサポートしてくれるビタミンB2の存在は無視できません!

つわり中でも飲みやすいか
つわり中は匂いに敏感(びんかん)になったり、味覚が変わったりと色々な変化がありますよね。だからこそ、出来る限り匂いや味がないものを選ぶことがポイントです。
また、吐き気があるときに粒が大きいと飲むのが辛く感じると思います。そこで、粒の大きさにも注意して、なるべく小さく飲みやすい形状のサプリを選びましょう!



葉酸サプリ以外でも、ビタミンB6、B12が配合されたサプリは販売されているので、もちろんビタミンB6やB12が配合されているサプリを試しても問題ありません。
しかし、妊婦さん向けに作られていない可能性があるので、危険な添加物(てんかぶつ)や成分が配合されている可能性があります。その点、葉酸サプリは妊婦さんに特化して作られたサプリなので、安心して飲むことができます。
まとめ
- 葉酸サプリはつわり症状の軽減に効く
- ビタミンB6は吐きつわりの原因になっている代謝不良を改善する働きがある
- 葉酸とビタミンB12は自律神経を整えるのでつわり予防や改善に役立つ
- 効果を過剰に期待しすぎないこと!
- サプリを買う時は配合されている栄養素とつわり中も飲みやすいかどうかをチェック!
妊娠初期、お腹の赤ちゃんの先天性異常のリスク軽減のため、また、ママの健康維持のために妊活中から摂取することを推奨(すいしょう)されている葉酸サプリですが、実はつわりの軽減や予防にも役立つことが分かりましたね!
しかし、まだつわりの原因がはっきりとしていないので、今回紹介したビタミンB6やビタミンB12がつわり症状に100%効くかどうかは医学的にもはっきりとはしていません。ただ、実際につわりに効果があった、症状が軽減したという声や成果が出た研究結果もありますので可能性は0ではないのです。
サプリは飲んで悪いものではありません。むしろ必要な栄養素を摂ることができますし、もしかしたらつわりの症状が軽減するかもしれません。ぜひこの機会に葉酸サプリを試してみてはいかがでしょうか。ただし飲む時は摂取量はきちんと守りましょうね!