妊娠したら考える事と言えば・・そう、お腹の赤ちゃんの性別ですよね。「男の子と女の子どっちが産まれてくるのかなぁ?」なんて知りたくなります。
こうなると、気になってくるのが周りの人が言っている言い伝え。特におばあちゃんなどは平気で「お腹が突き出ているから男の子だね」など根拠のない事を自信満々に言われることもありますよね。
なぜそう言われているのか、実はいまいち分かっていなかったとしても、産まれてくる性別に思いをはせている身としては信じたくなってしまうものです。今回のテーマは妊娠中の、つわりに纏(まつ)わる言い伝えについて書きました。
つわりがあるかないかで性別が分かるの?


つわりで赤ちゃんの性別が分かるって本当?
「つわりが無いと男の子」という話をあなたも耳にした事がありませんか?そもそもつわりの状態で性別が分かるという話は本当なのでしょうか?まずは実際の体験談であるこちらの引用を読んでみてください。
つわりが全然ないと、性別はどっちですか?以前、つわりがなくて相談させていただいたのですが、10週なのに相変わらずありません。つわりがなかった方、べビちゃんの性別はどちらでしたか?
やはり男の子が多いんでしょうか?つわりが軽いと男の子、と聞いたことがあるので・・・。
引用 Yahoo知恵袋(外部サイトへ飛びます)
この引用を読んでみるとどちらかというと、つわりが「あるかないか」というよりも「酷いか酷くないか」で判断されている事が多いようですね。
そういう事を人から聞くと、性別を気にしている身としては気になってしまいます。これに対して回答がこちらです。
つわりと性別は全く関係ないとおもいますよ!!私の友達は、すんごいつわりがひどくて…水ものめないくらいで、点滴をしていました。性別は男の子でした。二人目妊娠中もつわりがひどく、「男の子かもね」って話しをしていたら、女の子でした。
体質的なものではないでしょうか!?私は二人目妊娠中で、一人目のときはつわりは全くなく、はいたこともありませんでした。性別は女の子。現在はおちついていますが、つわりがきつくてご飯がたべれず、4キロ体重がおちました。
まだ5カ月なので性別は分かりませんが、つわりがどうとかで性別は判断できないとおもいます。
引用 Yahoo知恵袋(外部サイトへ飛びます)
そうなのです。つわりが酷くても、男の子だけではなく女の子も産まれた女性もいらっしゃるのです。これは意外ですよね!これを聞いたあなたは「え?聞いていた話と違う・・」っと感じるのではないでしょうか?
それでは、つわりと性別の関係について見てみましょう。
- つわりに関する言い伝えと性別は関係無い
そもそも、実はつわり自体がなぜ起こるのか詳しく解明されていません。
つわりに関する言い伝えと赤ちゃんの性別は、医学的根拠の無いただの迷信なのです。「解明されていない」と聞くと、この事も納得できるのではないでしょうか?楽しみにしていた人はがっかりするかもしれませんが、言い伝えはほとんど迷信である事が多いです。
ですがお腹の子が女の子だった場合、つわりに関係があると言われているホルモンヒト絨毛(じゅうもう)性ゴナドトロピンが、多く分泌されるという報告があります。しかし「つわりと性別は何か関係があるのかも」程度の事で、お腹の子の性別に関して医学的根拠がある訳ではありません。
古くから現在まで医学的に解明されていないことがこんなにも信じ続けられた背景には、ママ達の「早くお腹の子の性別が知りたい!」という気持ちが強いからかもしれませんね。
ちなみに冒頭でお話した「お腹が突き出ていると男の子」という言い伝えですが、こちらも医学的根拠はないと言われています。お腹の赤ちゃんの大きさや、ママの骨盤の大きさなどによってお腹の出方は変わります。それに、いざ産まれたら言われていた予想の性別と違ったという事はよくある事ですよ。
赤ちゃんの性別が分かる時期はいつ?


- エコー検査で判断できるようになるのはだいたい妊娠5ヶ月以降
赤ちゃんの性別自体は、妊娠が成立した時にすでに決まっています。
「それならすぐにでも分かっていいものじゃないの?」と感じると思いますが、実際に性別が分かるようになるのは妊娠3ヶ月頃のことです。本音は、もう少し早く性別が分かりたいですよね・・。
なぜこの頃なのかと説明しますと、妊娠3ヶ月頃は赤ちゃんの性器の形成も進んできて外見に性別が現れるようになるからです。ですが赤ちゃんの身長はこの頃まだ数センチほどです。
ですから実際にエコー検査で赤ちゃんの性別がきちんと分かるようになるのは妊娠17週から18週以降(妊娠5ヶ月以降)だと言われていますよ。医学がこんなに進んでいても、まだまだ分からない事というのはたくさんあるのですね。

妊娠に関するその他の言い伝えは?
ここでは、妊娠に関する言い伝えをまとめてみました。あなたの言われたことのあるものを探してみてくださいね。
- 妊娠中にトイレを掃除すると綺麗な子が産まれる
- 妊娠中に火事を見ると赤ちゃんにアザができる
- 妊娠中に葬式に出てはいけない
- 臨月に焼き肉を食べると陣痛が来やすくなる
- 妊娠中に、あっさりしたものや甘い物を食べたくなると女の子が産まれる
- 陣痛中の妊婦から赤富士の絵を描いて貰うと妊娠する
- 妊娠中、顔がきついと男の子、顔が優しいと女の子が産まれる
この先輩の腹を毎日のように撫でてます。あやかれるように。そして、陣痛中の赤富士の話をしたら、頑張って描くね!まめこちゃんのために!って言ってくれた😭楽しみにしてる〜〜!!!
陣痛中の妊婦が描いた赤富士を貰うと妊娠するというジンクスです😆😆😆— まめ子@1人目妊活🐣お休み中 (@ma__me__ko_) 2018年5月24日
引用 ツイッター


久々にあった会社の同期に
「なんか穏やかな雰囲気になったね」
と言われた。
わりとバシバシしてるタイプだったからな(笑)
女の子妊娠すると顔が穏やかになるっていうジンクスもあるからそれかなぁ
単にママ化してるってことかな😊— a8a@2018.8.13(38w5d)娘誕生♡ (@a8v110) 2018年4月2日
引用 ツイッター


まとめ
- 妊娠に纏わる言い伝えのほとんどが、医学的根拠の無い迷信
- 医学的根拠は無いと言っても、性別に関係するホルモンがあるのでは?と分かってきている
- 妊娠に関する言い伝えはたくさんありますが、信じ込み過ぎず占い程度に楽しみましょう
さて、妊娠に纏わる言い伝えについてまとめてきました。人間というのは、自分自身が気にしているとどんな言葉が耳に入ったとしても気になってしまうものです。そして医学的に分からないことであれば言い伝えにすがりたくなるなんて尚更です。
でも、少し冷静になってください。あなたはこれから母親として一人の子供を育て上げるのですから根拠の無い迷信なんかに惑わされて、不安になっていてはいけませんよ。情報は、信用できるものかどうかをよく見極めて選んでいく必要がありますね。