もし子供を産むなら女の子または男の子が良いと思う方は、いるのではないでしょうか。希望する性別の赤ちゃんを産むために行う、『産み分け』というものがあります。
産み分けは、性別が決まる原理に基(もと)づいて行うことで、希望する性別の赤ちゃんを産む確率を上げることが出来るのです。産み分けには様々な方法があり、成功する確率はその方法によって大幅に変わることもあります。
今回は、出来るだけ産み分けを成功する確率を上げたいとお考えの方に、試していただきたい病院で行う産み分けについてご紹介していきます。


もくじ
病院で産み分けを行うメリット
産み分けの方法は様々な方法がありますが、中にはジンクスのようなあまり信憑性(しんぴょうせい)のない方法も存在します。残念ながら、産み分けを行えば希望する性別の赤ちゃんを絶対に産むことが出来るわけではありません。
しかし、性別が決まる原理に基づいた産み分けの方法もあるので、希望する性別の赤ちゃんを産むことが出来る可能性は上がります。そこで、産み分けを行う上で正しい方法で適切に行うことが大切なのです。
病院での産み分けは、そういった正しい方法を指導しており、適切に行うためのサポートをしてくれます。自分達で行う産み分けと比べ、金銭(きんせん)的な負担は生じますが、産み分けを成功させる上で病院で行うことも検討してみてもいいかもしれませんね。


病院での産み分けの方法
病院で産み分けをするメリットをお伝えしたところで、具体的な産み分け方法を紹介していきます。
検査
病院では、血液検査と超音波検査を行っているところがあります。産み分けを行う上で排卵日(はいらんび)を把握(はあく)することが一番肝心(かんじん)です。そのために、より正確な排卵日を調べるためにこれらの検査を行う場合があります。
血液検査と超音波検査のどちらも健康保険の適用となるので自己負担額は3割で行えます。排卵日を把握するのは、自分で基礎体温を測り記録することでも出来るのですが多少のズレが生じることもあります。
なので、病院で血液検査や超音波検査を受けて、排卵日をより正確に調べることで産み分けが成功する確率を上げることが出来るのですよ。
正しい産み分けの方法の指導
男の子または女の子のどちらかを希望するかで、産み分けの方法は異なり、ご自身が希望する性別に合わせて、正しい産み分けの方法を指導してもらうことが出来ます。
産み分けは、タイミング法や産み分けゼリーを使用するのが主な方法ですが、適切に行わないと効果がなくなってしまう恐れがあります。そこで、病院でしっかりと正しい方法を指導してもらい実行することが大事なのです。
産み分けの原理などは希望する性別の赤ちゃんを妊娠できる確率を上げる産み分けとは?で詳しくご説明しているので、ぜひご参考ください♪
パーコール法による産み分け
性別が決まるのは精子の性染色体の種類によって決まるのですが、性染色体の種類は男の子となるY精子と女の子となるX精子があります。このパーコール法というのは採取した精子をY精子とX精子に分け、排卵日当日の女性の子宮に採取したX精子を子宮に入れて人工授精をする方法です。
しかし、このパーコール法は女の子の産み分けにしか使用出来ないのです。また、100%成功するわけではなく保険も効かないので全額自己負担となります。


男の子、女の子の産み分けの方法
男の子、女の子のどちらかを希望するかで産み分けの方法は異なります。病院では、希望する性別に合わせての方法を指導しています。産み分けを行っている病院で、一般的に指導している方法をお伝えしていきますね。
男の子の産み分けの方法
男の子となるY精子はアルカリ性に強く、女の子となるX精子と比べ量が多く動きも速いという性質があります。この特徴を生かして、産み分けを行います。
- 妊娠を希望する前からリン酸カルシウムを摂り続ける。
- 排卵日の当日に性交を行う。
- 時間をかけて濃厚な性交を行う。
- 男の子用の産み分けゼリーを使用する。
リン酸カルシウムを摂ることで男の子が生まれてくる確率が上がります。そして、排卵日の当日は膣内が最もアルカリ性に近づくので、Y精子にとってとても良い環境なのです。
男の子は排卵日の当日に性交を行うことが重要となるので、排卵日を把握するのはとても大事になってきます。
女の子の産み分けの方法
女の子となるX精子は、酸性に強いという性質があります。この特徴を活かした産み分けの方法を行います。
- 排卵日の二日前に性交を行う。
- 性交は浅く挿入しあっさりと行う。
- 女の子用の産み分けゼリーを使用する。
排卵日の二日前は膣内が最も酸性に近づくので、X精子にとってとても良い環境なのです!どちらの性別を希望するにしても、排卵日を把握するのは産み分けを成功させる上で大事なポイントですよ。


まとめ
- 病院でも産み分けを行っている。
- 正確な方法で適切に行うためのサポートをしてもらえる。
- 検査や産み分けの指導がしっかりしている。
今回は、病院で行う産み分けのメリットと方法をお伝えしました。病院での産み分けは排卵日を正確に知ることが出来たり、正しい方法を教えてくれますがあくまでもサポートです。
最後は、夫婦で協力して正しい方法で適切に行うことが産み分けを成功する上で大事となります。
そして、病院に行って産み分けを行っても産み分け自体に100%の成功率はありません。夫婦で産み分けについてよく話し合った上で行いましょう。