新しい命を授かるとき、赤ちゃんの性別が気になりますよね。家族計画の中では、育てることができる子供の数には限りがあると思います。その中で男の子か、女の子か産み分ける方法はあるのでしょうか?
産み分けゼリー、中国式産み分けカレンダー、ブラジル式産み分けカレンダーと方法は色々ありますが、今回はブラジル式産み分け法をご紹介したいと思います♪まずは赤ちゃんの性別が決まる仕組みから見ていきましょう!
赤ちゃんの性別はいつ決まるの?

赤ちゃんの性別をエコーで確認するには、およそ妊娠18週くらいからですが個人差が大きくばらつきがあります。妊娠週数が大きくなるにつれて、赤ちゃんの性別も確認しやすくなりますが、へその緒の位置や赤ちゃんの姿勢などにより性別を判断するのが難しい時もあるのです。
「女の子だと言われていたけれど、出産してみたら男の子だった!」ということも稀(まれ)にあり、出産前に確実に赤ちゃんの性別を知るのは難しいでしょう。
では赤ちゃんの性別はいつ決まるのでしょうか?実は赤ちゃんの性別は、受精した瞬間にもう決まっており、性別の決定権は精子にあるのです!そのため受精後に何をしようと性別が変わることはありません。


卵子はX染色体しかない
卵子にはX染色体しかないため性別を左右することはできません。ですので父親の持つ精子の染色体により男の子か女の子か、性別が決定してしまうのです。
男性の精子には『X染色体』と『Y染色体』があり、X染色体をもつ精子が卵子に受精することで『XX染色体=女の子』となり、Y染色体をもつ精子の場合は『XY染色体=男の子』となるのです。
受精の時期はいつ?
受精は卵子と精子が出会うことから始まります。卵子の寿命は一般的に6~12時間とされており、その間に精子と出会うことが重要です。一方精子の寿命(じゅみょう)は約72時間とされていますが1回の射精で放出される精子の量は約2~3億個もあるのです。
しかし卵子にたどり着くのはそのうちの300~500個のみで、受精することができるのはそのうちの1つだけなのです。

ブラジル式産み分け方法とは?

ブラジル式産み分け法とはママの数え年齢から受胎日(じゅたいび)と当てはまる日を計算し、性別を占う方法です。数え年齢とは生まれた年を1歳とする数え方で、現在の年齢に+1をしましょう。妊娠後であればカレンダーから赤ちゃんの性別を予想してみるのもいいですね♪
ブラジル式産み分けカレンダーの見方についてですが、中国式と同じように妊娠月と年齢が交差する場所を確認します。

的中率は80%と高いようですが、この的中率には医学的根拠があるわけではありません。ブラジル式産み分けカレンダーは、アメリカ系の人の方が当たりやすいようです。中国系の人は中国式産み分け法の方が的中率がいいようですよ!
「旧暦で見ると外れたから新暦で見たら当たった」という方も多いので新暦でも確認してみてはどうでしょうか?旧暦の計算についてはkeisan生活や実務に役立つ高精度計算サイト(外部サイトへ飛びます)でできますよ♪

あくまでも占いです!

ブラジル式、中国式のカレンダーに書いてある妊娠月は妊娠が成立した月のことで、受精後子宮に着床した日を言います。妊娠後の方は出産予定日から逆算してみましょう♪
妊娠確率については妊娠確率はどれくらい??あかちゃんは奇跡的に生まれてくる!?に詳しく書かれていますので、これから妊娠予定の方は是非確認してみてくださいね。
確実に産み分けできる方法は、今現在ではまだ確立されていませんがより確かな方法であれば、産み分け法を実施している病院で相談するのが一番産み分けられる確率が高いでしょう。
希望する性別の赤ちゃんを妊娠できる確率を上げる産み分けとは?にも、産み分けについて詳しく書かれていますので是非参考にしてみてください♪
まとめ
- 受精時には性別が既(すで)に決まっている
- 受精後に何をしようと赤ちゃんの性別は変わらない
- 日本人にはブラジル式カレンダーよりも中国式のほうが当たりやすい
- あくまでも占いであって確実に当たる方法ではない
- 一番可能性が高いのは産み分け方法を実施している病院で相談すること
今回はブラジル式産み分けカレンダーについてご紹介しましたが、妊娠中の方は産まれてくる赤ちゃんの性別を占ってみましたか?元気に無事産まれてくれれば、赤ちゃんの性別は厭(いと)わないという方も多いと思います。
産み分けカレンダーはあくまでも占いであって確実に当たる方法ではないので、これから産まれてくる赤ちゃん用品の準備をするための参考にする程度がいいかもしれませんね♪